1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【海外発!Breaking News】約100万分の1の確率で手にした真珠 それを婚約指輪にしてプロポーズ(米)

TechinsightJapan / 2023年7月30日 17時32分

【海外発!Breaking News】約100万分の1の確率で手にした真珠 それを婚約指輪にしてプロポーズ(米)

奇跡の確率で1粒の真珠を手にしたカップルが、その真珠を用いて婚約指輪を作り、話題を呼んでいる。真珠はレストランで食べていた貝の中に見つけたそうで、専門家も「キレイな形の真珠が見つかるのは、約100万分の1の確率です」と驚いているという。米ニュースメディア『NBC 10 WJAR』などが伝えている。

米ロードアイランド州ウェスタリー在住のサンドラ・サンディ・シコルスキさん(Sandra “Sandy” Sikorski)とケン・スタインカンプさん(Ken Steinkamp)は、地元のレストラン「The Bridge Restaurant and Raw Bar」の常連客だ。4年前から同レストランに通っているサンディさんは「私たちはよく、二枚貝を食べにきています。大皿に盛られて出てくるこの貝の身は大きく、西洋ワサビが効いていて大好きなんです」と話す。

2021年12月、自身のきょうだい夫婦とともに同レストランを訪れたサンディさんは、長年通ってきたレストランで奇跡の体験をすることになった。ホンビノス貝を注文し、皆で食事を楽しんでいたところ、貝が残り1つとなった。一緒に来ていたケンさんは「さあサンディ、君はこの貝が大好きなんだから、最後の1つを食べて」とサンディさんに勧めた。



喜んで最後の1つを口にしたサンディさんは、柔らかい貝の身の中に、丸くて硬い何かを感じた。「『何これ?』と思って手のひらに吐き出すと、それを見た義理の姉妹が『これは歯かしら?』と言っていました」とサンディさんは当時を振り返った。歯が抜けてしまったと思ったサンディさんだったが、ジュエリー好きの義理の姉妹は、すぐにその正体が真珠であることに気付いた。

見つかった真珠はキレイな丸みを帯びたやや楕円の形をしており、そのサイズは直径9.8ミリだった。

サンディさんが専門家にこの真珠を見てもらおうと地元の宝石店「The Compass Rose」に持ち込むと、宝石メーカー「Black Orchid Jewelers」のオーナー、マーク・フィッシュボーンさん(Marc Fishbone)を紹介してもらい、真珠を鑑定してもらうことになった。「マークさんは、『ワオ、美しいものを手に入れたね。重たいよ』と驚いていました」とサンディさんは鑑定の様子を明かした。



マークさんは「サンディさんが発見した真珠のサイズや重さになるまでは、50年ほどかかるだろう」と推測している。食用の貝の中から真珠が見つかることは珍しいが、見つかったとしても欠けているものが多く、今回のようにキレイな丸みを帯びたものが見つかるのはさらに低確率となる。そのことから、マークさんは「キレイな真珠が見つかるのは、約100万分の1の確率ではないか」と説明した。約50年かけて形成してサンディさんの手元に真珠がやってきたことは、まさに奇跡と言えるだろう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください