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【海外発!Breaking News】飼い犬に「アイツをやれ!」と指示 猫を守ろうとする女性を襲うようにけしかけた男(英)

TechinsightJapan / 2023年8月9日 20時55分

【海外発!Breaking News】飼い犬に「アイツをやれ!」と指示 猫を守ろうとする女性を襲うようにけしかけた男(英)

このほどイギリスで、飼い犬に女性を襲うようにけしかけた男の裁判が行われた。2年前に起きたこの事件だが、男は当時10代だったという。犬に襲われた女性は腕を負傷し、かなりのトラウマを抱えることになった。英ニュースメディア『Daily Record』などが伝えている。

英ノースヨークシャー州のティーズサイド刑事法院で現地時間1日、同州エストン在住のジャック・ニュートン(Jack Newton、20)に有罪判決が下った。ジャックは2021年7月5日、飼い犬に女性を襲うようにけしかけて相手に大怪我をさせていた。

当時、10代だったジャックは、大型犬のベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアを連れてエストン市内にある農場の近くを散歩していた。その途中で犬が突然、農場内の馬小屋に向かって走り出し、近くにいた猫に襲いかかろうとした。その場にいた猫の飼い主である農場主の女性は、猫を守ろうとし、ジャックに犬を制するよう叫んだ。

しかしジャックは聞く耳を持たなかったため、女性は犬の首輪を掴んで止めようとした。するとジャックは「俺の犬に触るな!」と叫び、「アイツをやれ!」と犬に指示した。ジャックが命令を出した直後に犬は女性の右腕に噛みつき、女性の腕からは大量に出血したという。

ジャックは怪我をした女性に見向きもせず、犬を連れて車でその場から立ち去った。女性はレッドカー緊急治療センターで治療を受けたものの、腕の怪我により6週間も車の運転ができず、病院に通うたびにタクシーを使わなければならなかったそうだ。

また、農場での仕事も人の助けが必要な状態だったという。今回行われた裁判で、検察官のジョナサン・ギッティンズ氏(Jonathan Gittins)は被害に遭った女性について「彼女は『怯えて恐怖を感じたままだ』と話しています。また襲われるかも知れないため、安心して犬の散歩や馬を先導することができないのです」と述べた。

そして女性が犬に襲われてから9か月ほど経った昨年4月頃、もう一つの事件が発生した。ジャックは「気分が落ち込んでいた」という理由で元交際相手の女性に連絡を取り、久々の再会で2人はドライブに出かけることになった。

ところがジャックは運転中の女性を怒鳴り続けて「車を取り上げる」と脅し、手の甲で彼女の顔を殴って唇に打撲傷を負わせたうえ、車のキーを抜き取ろうとした。さらにジャックは助手席から手を伸ばしてハンドルを掴んだため、車はコントロールを失いタンクローリーと接触した。

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