1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【海外発!Breaking News】「私を『売女』と呼ぶ人もいる」ウクライナで「精神的サポートストリッパー」として活動するアジア人女性

TechinsightJapan / 2023年8月11日 13時55分

【海外発!Breaking News】「私を『売女』と呼ぶ人もいる」ウクライナで「精神的サポートストリッパー」として活動するアジア人女性

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が長期化する中、アメリカ出身の女性インフルエンサーがウクライナに赴き、自称「精神的サポートストリッパー」として兵士やボランティアの人々を支援している。「集団墓地でポルノを作りたいのか?」と非難されることもあるそうだが、彼女は戦火の中で見過ごされがちな「性」の問題に向き合っていると自負している。米リベラル系ニュースサイト『The Daily Beast』などが報じたが、テックインサイトはこの女性を直撃、その思いを聞いた。

米テキサス州ヒューストン出身のアジア系アメリカ人、ファン・ペイ・クンさん(Fan-Pei Koung、33)は、ウクライナの兵士やボランティアを行っている人々のために、SNSサービス「OnlyFans」にて無料アカウントを立ち上げた。「OnlyFans」のプロフィールで、ファンさんは「世界中を飛び回るガールフレンドで、現在は(ウクライナの)ハルキウでボランティアをしている」と説明しており、空襲のサイレンが鳴り響く中で撮影したエロティックな動画や、露出度の高い衣装でロケット砲を持った写真などを公開している。多くの投稿で、ファンさんは迷彩服を着用しており、戦争を意識して撮影していることがうかがえる。



Instagramで約5.3万人のフォロワーを抱えるファンさんは、もともとランジェリーモデルの写真や日常生活の様子を投稿し、インフルエンサーとして活躍していた。戦争が始まって1年が経った2023年2月、ファンさんはウクライナに移り住み、ボランティア活動をしながら首都キーウで暮らし始めた。それ以来、ファンさんはボランティアスタッフとしてドンバス東部地域に赴き、破壊された町に残る人々に水を届けたり、「英語を話す兵士の精神的サポーター」として活動するようになった。

これらのボランティア活動を通じて、ファンさんは出会った男性たちと恋愛関係も築くこととなり、現在はウクライナのドローン操縦士、発電所作業員、そして2人のIT作業員と交際しているそうだ。ドンバスで死傷者が出た際の慰問では、ウクライナに移る前にシリアで戦っていたイギリス出身の戦闘員と出会い、関係を持つことになった。

そんなファンさんを「集団墓地でポルノを作りたいのか?」と非難する声もあるが、ファンさんは「ウクライナで今、何が起こっているかを知り、私が知っているなかで最も誠実な(真心のこもった)方法で、つまり私の愛情で彼らをサポートしたいと思いました」とウクライナ行きを決めた最大の理由について明かした。「はじめは孤児たちがいるところで活動しました。でも、次第に前線の兵士たちに温もりを与えたり、同情(理解)したり、死に逝く兵士や負傷した兵士に安らぎを与えたいと思うようになったのです」と、その胸のうちを語る。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください