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【海外発!Breaking News】スクワットマシンで首と肩を押し潰された男性、脊髄損傷で「歩けるようになる確率は1%」(ブラジル)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年8月10日 5時0分

【海外発!Breaking News】スクワットマシンで首と肩を押し潰された男性、脊髄損傷で「歩けるようになる確率は1%」(ブラジル)<動画あり>

ブラジルのジムで今月4日、42歳の男性がスクワットマシンに首と肩を押し潰される事故が発生した。男性は緊急手術を受けたものの、医師は「歩けるようになる確率は1%だろう」と語っている。当時の衝撃的な監視カメラの映像とともに、ブラジルニュースメディア『G1』などが伝えた。

ブラジル北東部セアラ州ジュアゼイロドノルテのジム「220 FIT gym」で4日、3児の父であるレジラーニオ・ダ・シルヴァさん(Regilânio da Silva、42)が脊椎を損傷する重傷を負った。スクワットマシンでリフティング1セットを終え、マシンの椅子に座り休憩をとっている最中の事故だった。

レジラーニオさんが使用していたのは“ハックスクワットマシン”と呼ばれ、背もたれに寄りかかり、肩にパッドを載せて持ち上げるもので、主に太腿を鍛えることができるという。

当時の動画では、1セットを終えたレジラーニオさんが椅子の後ろのストッパー(安全バー)を前に引き、肩パッドを上部で固定しているのが見て取れる。

レジラーニオさんはその後、一旦その場から離れ、スクワットマシンの重り(ウェイトプレート)を足しており、重量を150キロに設定していた。

そして椅子の先端に座って休憩中、突然ストッパーが外れて後ろに倒れ、固定されていたはずの肩パッドがレジラーニオさんの肩と首に直撃した。



すぐに近くにいた男性ら3人が駆け寄って肩パッドを持ち上げているが、衝撃はかなりのものだったようで、レジラーニオさんは椅子から崩れ落ちるように座り込み動けないでいる。



この事故でレジラーニオさんは脊髄に損傷を負い、サント・アントニオ病院に搬送されて緊急手術を受けた。手術は神経の圧迫を取り、ずれた骨をピンやネジで固定してつなぎあわせるなど約4時間に及び、神経外科のホゼ・コレイア医師(Dr. José Correia)は手術後、次のように語った。

「神経的損傷という観点からすると、彼のケースは最も深刻。彼の足には感覚がないばかりか動きもない。今後歩けるようになる確率は1%にすぎない。」

しかしレジラーニオさんは、すでに厳しいリハビリを開始しており、腕を動かすことはできるようだ。また座ることにも挑戦しており、今後については楽観的で非常に前向きであるという。

なお手術代の3万5000レアル(約102万円)については、ジムが半額を負担するとのことだが、ジム側は「スクワットマシンは購入後60日も経っていない。マシンは完璧な状態だった」と述べており、事故原因の解明が急がれるところだろう。

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