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【海外発!Breaking News】生まれつき2つの子宮と腟を持つ女性 1回目の体外受精で妊娠し、女児を出産(ハンガリー)

TechinsightJapan / 2023年8月18日 10時55分

当時28歳だったアデルさんは、片側の腎欠損および子宮腟部閉鎖を伴う極めて稀な疾患「ヘルリン・ウェルナー・ワンダーリッヒ症候群(Herlyn-Werner-Wunderlich)」と診断された。

この疾患により子宮内膜症や不妊症などの合併症を引き起こす可能性があるそうだが、それでも子供が欲しかった2人は体外受精にチャレンジすることにした。

アデルさんはその過程について、次のように語った。

「私たちは4つの胚を作りました。そして幸運なことに、2022年11月に受けた最初の移植で妊娠することができたのです。不妊治療専門医さえ成功するとは思わなかったと言っていたので、とても衝撃的で本当に信じられませんでした。その後の経過はとても順調で、子宮もきちんと大きくなりましたが、妊娠中はずっと不安でした。赤ちゃんは左の子宮の中にいたので、片側のお腹だけ大きくなっていくのはとても不思議でした。」



その後、子癇前症(妊娠中の高血圧)を発症したため、妊娠36週での緊急帝王切開を受けたアデルさんだが、無事に赤ちゃんを授かることができた喜びをこのように述べている。

「無事に健康な女の子を授かることができて、とても幸運だと思っています。妊娠中ずっとストレスが多かった私たちですが、今は眠れない夜にも慣れて元気に過ごしています。子癇前症は繰り返す可能性があるため第2子の出産は考えていませんが、親になる機会を与えてくれたことに感謝しています。」

画像は『Metro 2023年8月9日付「Woman born with two vaginas and two wombs gives birth to ‘miracle baby’」(Picture: Caters)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

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