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【海外発!Breaking News】海岸で見つかる“お宝” 3億円超の龍涎香や約680万円の奇妙な高級珍味<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年8月19日 5時0分

【海外発!Breaking News】海岸で見つかる“お宝” 3億円超の龍涎香や約680万円の奇妙な高級珍味<動画あり>

この夏、久しぶりに海に行ったという人もいるだろう。浜辺にはときに人生を一変させてしまうようなお宝が落ちていることがあるようだ。そんな驚きの話題をいくつかお届けする。

ビーチには貝殻や海藻、さらには漂流物など実にさまざまな物が落ちている。過去にはエイリアンの手に見えたり、まさかの人魚の死骸に見える物体が人々をざわつかせたこともあったが、今回は同じビーチで発見された物でありながら、とんでもなく価値があるお宝の話題だ。

まずは2020年9月、イギリスでマーティン・グリーンさん(Martyn Green)がノース・ウェールズのカナーヴォン近くの浜辺を散歩している最中に発見したお宝から。それは流木を貝のような生き物がびっしりと覆い尽くし、それぞれの貝は半透明の長い触手を伸ばして流木に張り付いていた。貝の中からタコの足のように分かれた口を開いている個体もおり、まるでエイリアンのようだったという。



これを「この世の物ではないような物体」と表現したマーティンさんは「こんな物は今まで見たこともなかったから驚いたよ」と明かしているが、この価値を知ってさらに仰天することに。これは“グースネックバーナクル(Gooseneck Barnacles)”というフジツボの一種で、この貝は粘液性で塩気のある独特な食感を持つレアな食材だったのだ。ちなみにポルトガルやスペインでは「ペルセベス」と呼ばれているそうだ。マーティンさんは当時「グーグルによると、この貝は1匹あたり25ポンド(約3400円)になることが分かりました。発見した流木には恐らく2000匹ほど張り付いていたので、合計で5万ポンド(約680万円)にもなるでしょう」と話していた。



このグースネックバーナクルは、2022年11月にも同じイギリスで発見されている。ウェールズ北西部のクリクキエス・ビーチでこの高級珍味を発見したデイヴ・マクギアーさん(Dave McGirr)は、その価値を知っても「食べたいとは思わないね」と語っていたという。



他に海岸で見つかるお宝と言えば、ダントツで「龍涎香(りゅうぜんこう)」だろう。これまでに3億円超と算定された物も見つかっているのだ。



この龍涎香は、マッコウクジラの腸内で生成される結石で、未消化のイカやタコなどのクチバシが、クジラの腸壁から出るネバネバした分泌液に包まれて固まったものだ。龍涎香が生成されるのは100頭に1頭と稀で、独特の香りを放つことから「シャネル N°5」などの香水の原材料として高値で取引される。そのため“海に浮かぶ金塊”または“海のお宝”と呼ばれている。

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