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【海外発!Breaking News】12歳から68年間文通を続け、初めて対面を果たした英米女性2人「まるで先週会ったかのよう」

TechinsightJapan / 2023年8月21日 15時1分

【海外発!Breaking News】12歳から68年間文通を続け、初めて対面を果たした英米女性2人「まるで先週会ったかのよう」

今から68年前、イギリスとアメリカに住んでいた12歳の少女2人が文通を始め、学校や日常での他愛ない出来事を綴り、互いに返事を楽しみにして過ごしてきた。そして一度も会うことなく80歳になった2人は今年7月、ついに対面を果たした。文面でしかやり取りをしたことがなかった2人だが、たくさんお喋りをして、初めて一緒に過ごす時間を大いに楽しんだという。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えている。

英ランカシャー州ホートン在住のパッツィー・グレゴリーさん(Patsy Gregory、80)と、米サウスカロライナ州コンウェイ在住のキャロル=アン・クラウゼさん(Carol-Ann Krause、80)は、1955年から手紙のやり取りを始めた。

2人は当時12歳で、パッツィーさんはイギリスでガールガイド(イギリスにおけるガールスカウトの呼び名)、キャロルさんはアメリカでガールスカウトとして活動していた。パッツィーさんが活動中にキャロルさんの名前を知り、そこから文通が始まったという。



パッツィーさんは「学校での出来事や、誰と出掛けたか、何か新しいことなどを手紙に綴っていました」と振り返っており、少なくとも2か月に1回は互いに手紙を書いていたという。それから現在に至るまで文通が続き、2人は「やり取りした手紙はおよそ800通になるのでは」と推測している。



2人はそれぞれイギリスとアメリカという離れた場所で生活していたため、簡単に会うことはできなかった。それでも1年違いで結婚し、それぞれ3人の子どもを授かるなど、似た人生を歩んできた。パッツィーさんは「一度も会ったことはないけれど、まるでキャロルのことをずっと知っているような感じでした」と、長年文通を続けたキャロルさんについて語った。

転機が訪れたのは、パッツィーさんの80歳の誕生日が近づいた頃だった。パッツィーさんは、娘のステフ・キャラムさん(Steph Calam)に「80歳になるまで、キャロルに会ってみたい」とよく話していたという。母親の長年の願いを知ったステフさんは、SNSでキャロルさんの家族と連絡を取ることに成功した。キャロルさんに会いたがっているパッツィーさんの思いを伝え、会えないかどうか尋ねると、キャロルさんは「喜んでOKしましたよ。私たちの誕生日は1か月しか離れていないのです」と快諾したそうで、2人の対面が実現することになった。

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