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【海外発!Breaking News】牛追いで雄牛に襲われた19歳男性、突き上げられお手玉のように宙を舞う(スペイン)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年8月23日 10時55分

【海外発!Breaking News】牛追いで雄牛に襲われた19歳男性、突き上げられお手玉のように宙を舞う(スペイン)<動画あり>

スペイン、バレンシア州南方アリカンテ県の牛祭り「Fiestas de Vaca」のイベントで今月中旬、19歳の男性が雄牛に襲われた。男性は命に別状はなかったが、雄牛に角で突かれ、まるでお手玉のように宙を舞う姿はカメラが捉えており、SNSで拡散すると注目された。英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えている。

アリカンテ県カスタリャ(Castalla)で今月12~16日、カトリック教会の聖人として有名な聖ロクス(San Roque、1295年~1327年)に敬意を表した牛祭りが開催された。

この祭りのハイライトはなんといっても“牛追い”で、通りに放たれた牛が集団になって走る人々を追いかける。スペインでは毎年、各地で開催されるイベントだが、角に突かれて死傷者が出るなど過激なことでも知られている。

今回カメラが捉えたのは、牛追いに参加した19歳の男性が雄牛に襲われる様子で、SNSでシェアされると衝撃が広がった。

動画では、市内の狭い通りを人々が集団で走ってくるのが見て取れ、後ろから雄牛が追いかける。すると黒いTシャツを着た男性が足を滑らせて転倒し、ちょうど後ろからやってきた雄牛に頭突きされてしまう。

その後、男性は通りの端に追いやられ、建物の壁のそばで雄牛に突き上げられており、そのままお手玉のように宙を舞うと反対側に飛ばされた。雄牛は執拗で、周りにいる人たちが気を引こうとするも上手くいかず、男性の身体を角で持ち上げるなど攻撃を止めなかった。しかし約25秒後、男性は開いていた建物のドアから中に入り、難を逃れた。



なお地元メディアは16日、男性が身体の4か所に角で突かれた深い傷を負い、身体中に複数の青あざができ病院で手当てを受けたと報じた。また地元の自治体職員であるホゼ・リコさん(Jose Rico)は「男性はまるで電車に轢かれたようだった。ただ傷は思ったほど酷くなく、軽傷で済んだようだ」と語った。

しかしながらスペインの動物愛護政党「PACMA」は、X(Twitter)に「牛追いは雄牛へのストレスの原因になるばかりでなく、人々を危険に晒す。このようなイベントがなくなれば、悲劇に見舞われることはなくなるだろう」と綴り、牛追いの開催を強く非難した。

そしてこのニュースには「こんな野蛮なイベントはすぐに止めるべき」「これは文化でもなんでもない。動物虐待」「牛追いの牛はイベントの後、殺されてしまうと聞いたことがある」「男性は身のこなしが軽かったから助かったのでは? 早く回復するといいね」「私は怪我をした男性に同情はしない。雄牛はよくやったよ」「怒った雄牛には近づくなということだよ」といった様々なコメントが寄せられた。

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