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【海外発!Breaking News】円形脱毛症で10年間悩み続けた18歳女性、サロンでの施術後に思わず涙(英)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年8月31日 20時55分

【海外発!Breaking News】円形脱毛症で10年間悩み続けた18歳女性、サロンでの施術後に思わず涙(英)<動画あり>

がんの治療で自慢の髪を失った祖母を見たイギリス人女性は、のちに「不自然なカツラでなはく、おしゃれなエクステ(付け毛)のサービスを提供したい」と心に決め、2年前に小さな店を開いた。そんな女性の店で施術を受けた18歳の円形脱毛症の少女の動画が最近、英ニュースメディア『The Daily Star』で紹介されて注目を集めている。

英ピーターバラに住むステファニー・プラストウさん(Stephanie Plastow、42)が、地元でヘアサロン「アイコニック・ファッキン・ヘア(Iconic Fckin Hair、以下IFH)」をオープンしたのは2021年のことだった。店は脱毛や抜け毛の悩みを持つ人々を中心に、エクステやヘアカラーなどのサービスを提供するもので、現在はなかなか予約が取れないほどの人気だという。

ステファニーさんが初めてエクステに興味を持ったのは15、16歳の頃で、クリップ式のエクステを自分で作り、気に入った色に染め上げておしゃれを楽しみ、頼まれれば販売もした。

そして19歳になると、学校に通ってメイクやヘアについて学び、その後はメイクアップアーティストとしての経験を積んでいった。また一度は不動産販売・マーケティング会社でも働いたが性に合わず、そのうち「エクステを使った仕事をしたい」と考えるようになったという。

きっかけは、70年代に流行したハイレイヤーのヘアスタイル「ファラ・カット」を自慢にしていた祖母ががんにより髪を失ったことで、「当時は人工毛を使った不自然で野暮ったいカツラしか手に入らなかったのよ」とステファニーさんは回顧する。

そうして数社でエクステについて学び、経験を積んだステファニーさんは、サロン2店舗をオープン。しかし「もっと顧客に寄り添っていきたい」と2021年に事業を縮小してIFHをスタートさせた。

オープンから2年が経つIFHの顧客の多くが、自分の髪を引き抜いてしまう抜毛症、円形脱毛症、抗がん剤での脱毛、漂白剤の使いすぎなどで悩んでいるという。約530キロ離れたスコットランドからわざわざやってくる人もいるそうだ。

それだけに施術を終えると涙を流して喜ぶ人が多く、ステファニーさんは「彼らは涙を流してハグしてくるの。『あまりにもナチュラルで信じられない』と言ってね。そうして鏡でありとあらゆる角度から髪をチェックするのよ」と明かす。さらに「あなたが私の人生を変えてくれたの!」と言ってくれる人もいるそうで、IFHのInstagramは顧客のビフォーアフターの写真や動画が溢れている。

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