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【エンタがビタミン♪】落陽迎えるジャニーズ 井ノ原快彦が次期社長になるべきただひとつの理由

TechinsightJapan / 2023年9月16日 23時38分

【エンタがビタミン♪】落陽迎えるジャニーズ 井ノ原快彦が次期社長になるべきただひとつの理由

ジャニーズ事務所の新社長に就任した東山紀之。9月7日に行われた故・ジャニー喜多川氏による性加害疑惑を巡る記者会見では、性加害があった事実を認め「鬼畜の所業」と批判した。張り詰めた空気が流れる中、冷静に分りやすい受け答えをしたのがジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦だった。井ノ原は、被害に遭ったタレントたちだけでなく、現在自分が担当しているジャニーズJr.に対しても配慮を忘れず、事務所の「風通し」にこだわった。会見以降、存在感を増した井ノ原について、ジャニーズの次期社長として可能性を示唆する声も聞かれる。そうなると、気になるのが「ジャニーズ女子部発足」発言だ。

フリーアナウンサーの高橋真麻は10日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、ジャニーズ事務所が東山紀之を新社長に据えたことについて「果たして風通しはよくなるのか」と首をかしげた。

東山紀之はジャニー喜多川一族と血縁関係こそないものの、ジャニーズ事務所の「長男」と呼ばれる。当然、他のタレントからすると「雲上人」のような存在だ。高橋真麻でなくとも通常、創業家の「身内」が新社長になって、会社の体制がガラッと変わり、ましてや社内の「風通しが良くなる」など期待すべくもない。

井ノ原快彦は先日の会見で、自分がジャニーズ事務所に入った頃は「性加害疑惑」について噂があったのは知っていたが、自身はまだ子どもで「踊りが上手くなりたい」、「デビューしたい」という思いの方が強かったと吐露した。当時は「なんだか得体の知れない、それには触れてはいけない空気」があって、被害者たちが相談できるような状況ではなく、告白が今になってしまったのではないかとまで踏み込んだ。

現在はジャニーズアイランドの社長として200人のジャニーズJr.を預っており、6歳のメンバーもいる。お互い必死に応援し合って、わずか3か月で踊りが上達していく子どもたちの頑張りを見ると「やっぱり裏切れない」、「同じような思いをさせたくない」と痛感したという。「僕は性加害はしませんが、権力を持ってしまうことはあり得る話です」と自戒する井ノ原。自分や自分の部下が過分な権力を持ち、それを私利私欲のために悪用しない仕組み構築すべく、常に話し合っているそうだ。

まだ会見を行う前、8月11日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に“トニセン”こと20th Centuryがゲスト出演した時のことだ。井ノ原快彦は社長としてジャニーズJr.の名前を200名全員覚えていると明かして驚かせた。長野博は井ノ原がタレントとして仕事している合間に、いつも携帯で返信しているのを見て「本当に大変だな」と舌を巻いた。井ノ原によると、ジャニーズJr.で高校生になったばかりの子から「髪染めたいんですけど?」と相談されて「高校のイメージ的によくないんじゃないの」と言い聞かせたという。直接相談できる関係からも、井ノ原体制の風通しの良さが垣間見える。

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