【イタすぎるセレブ達】ケイティ・ペリーの元夫ラッセル・ブランド、未成年を含む複数女性への性加害が告発される

歌手ケイティ・ペリー（38）の元夫で英コメディアンのラッセル・ブランド（48）が、かつて複数の女性達に性的暴行を加えていたとして告発された。英TVで放送されたドキュメンタリー番組にて女性達が匿名でインタビューに応じ、ラッセルからの性的被害を赤裸々に明かしている。その中には、当時16歳だったという女性も含まれていた。今回の報道を受け、ロンドン警視庁は「一連の被害を認識した」と述べ、他の被害者も名乗り出るように呼びかけた。

現地時間16日、英「Channel4」で調査報道番組『Dispatches』の特別版『Russell Brand: In Plain Sight』が放送された。

今回の特番は、英コメディアンのラッセル・ブランドが英「BBC Radio2」と「Channel4」の番組司会者や、ハリウッド映画に出演するなどして活躍した2006年から2013年頃について、『Dispatches』と英紙『The Times』『The Sunday Times』が共同調査したドキュメンタリーだ。

その内容は、複数の女性達が匿名でインタビューに応じ、名声の絶頂期にあったラッセルから性的暴行を加えられたことを告白するという衝撃的なものだ。被害者の中には、当時16歳だったというアリスさん（仮名）も含まれている。

アリスさんによると、当時30歳だったラッセルは、彼女の学校に迎えの車を出して米ロサンゼルスの自宅に連れてこさせ、そこで性的関係を持ったという。

ラッセルはその後、アリスさんに対してますます支配的になり、家族や友人に交際について嘘をつくように勧めた。そして携帯電話には、ラッセルの番号を“カーリー”という女性の名前で保存するよう指示したそうだ。

ラッセルのマネージメントチームは2人の関係を知っていたが、ラッセルにこのことを口止めされていたという。

ラッセルは、アリスさんのことを「子供」「僕の小さなお人形」と呼び、少女に性的な執着を抱く中年男性を描いたウラジーミル・ナボコフの小説『ロリータ』（1955年）を読むようにアリスさんへ頼み込んだそうだ。

アリスさんは、未成年だった頃にラッセルから性的関係を求められたことについて、次のように振り返っている。

「今思えば、ラッセルはグルーミングのような行為に及んでいました。だけど当時の私には、それが何なのか、どのようなものか、ということさえ知らなかったのです。」