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【海外発!Breaking News】16歳で「性同一性障害」と診断、両乳房切除術を受けた女性 手術した医師らを訴える(米)

TechinsightJapan / 2023年9月26日 18時55分

その後、ルカさんにはテストステロン(男性ホルモン)が投与され、医師は男性へ移行する次のステップとして子宮摘出を勧めた。しかし、彼女の両親が手術の同意を真っ向から拒否したことで手術は見送られた。

そんな矢先、ルカさんはテストステロンの投与により心臓に異常をきたし、関節や骨盤に痛みを感じるようになり、ベッドから起き上がるのもままならなくなってしまった。今回提出した訴状には「医師からはテストステロンの長期使用によって起こる健康被害について、何の警告もなかった」と書かれている。

そしてルカさんは、2022年末頃にテストステロンの投与を中止し、2023年1月にオンライン診療で「私は男性として認識しておらず女性である」と明かし、医師に対して「2018年の時の私は、まだ性別移行の治療に同意の判断ができる年齢ではなかった」と話した。

ルカさんは英ニュースメディア『Daily Mail Online』のインタビューで「手術と治療によって絶え間ない痛みに襲われ、母親になる機会を奪われたかもしれない」と述べ、さらに次のように語っている。

「人生でもっとも暗く混沌とした時期に、必要な助けを得られるどころか、医師たちはその混沌とした状態を現実のものにしてしまったのです。彼らは未成年の私に手術や治療の同意をさせるべきではなかったのです。」

「子供たちは、それ(性別移行の手術や治療)が何を意味するのかさえ分からないし、若いうちに本来ある身体機能が完全に奪われることに同意するなんてことはさせてはなりません。私は長期的な影響とどんな結果になるか十分に理解できないまま、医療介入を受けたのです。」

ルカさんの訴状を代理で提出した弁護士が所属する「アメリカン・リバティーセンター(The Center For American Liberty)」のウェブサイトには、ルカさんの訴訟内容が公開されており、「ジェンダークリニックは繊細で傷つきやすい子供たちを(性別移行のために)手術している。この狂気は止めなければならない」と訴えている。

米ニュースメディア『New York Post』によると、ネブラスカ大学医療センター側は、係争中のケースであることを理由にコメントを拒否したという。

なおテックインサイト編集部ではルカさんに、乳房切除術を行った医師に対して法的措置を取った理由や、ジェンダークリニックに具体的にどのような変化や改善を望むのかについて話をうかがうべく取材を申し入れている。

画像は『Luka Hein 2023年7月22日付X「Just a little update-」、2023年2月28日付X「HEY @NebraskaMegan I want you to come say it to my face that this isn’t happening in Nebraska.」』『New York Post 2023年9月14日付「Woman who transitioned to male at 16 during ‘chaotic time’ sues doctors who gave her double mastectomy」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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