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【海外発!Breaking News】玄関先に荷物を置いたAmazon配達員、潜んでいた毒ヘビに噛まれ重体(米)

TechinsightJapan / 2023年9月24日 13時36分

【海外発!Breaking News】玄関先に荷物を置いたAmazon配達員、潜んでいた毒ヘビに噛まれ重体(米)

米フロリダ州で今月18日、Amazon配達員が配達先の玄関に潜んでいたヘビに噛まれてしまった。このヘビは毒を持つ非常に危険なガラガラヘビの一種だったことから、噛まれた配達員はすぐに病院へ運ばれて治療を受けたが、現在も重体だという。米ニュースメディア『USA TODAY』などが報じている。

被害に遭ったのは21歳のAmazon配達員で、今月18日に米フロリダ州マーティン郡パーム・シティにある民家を配達のために訪れた。玄関先に荷物を届けるため、車から降りて玄関ドアの前まで行き、荷物を置いた。しかしその瞬間、潜んでいた体長4.5~5フィート(約1.4~1.5メートル)のヘビが現れ、その存在に気付いていなかった配達員の膝上の後ろ側に噛みついたのだ。

配達員に噛みついたヘビは、「ヒガシダイヤガラガラヘビ(Eastern Diamondback Rattlesnake)」という種類であることが特定された。スミソニアン国立動物園によると、ヒガシダイヤガラガラヘビは北米でもっとも重く長いヘビで、体長は3~6フィート(約0.9~1.8メートル)、成体になると8フィート(約2.4メートル)に達する個体もいるという。

体長の3分の2の距離を攻撃することができ、獲物に噛みつくと大量の毒を放出する。噛みついた後は一度獲物を手放し、獲物は這うようにして逃げながら死に、ヘビは獲物が死んだのを確認してから食べる。ヒガシダイヤガラガラヘビは北米で最も危険な毒ヘビと言われており、毒は激しい痛みを伴うが、人間が死亡するケースは稀であるという。

今回の事故を調査したマーティン郡保安官事務所のチーフ保安官であるジョン・バデンシークさん(John Budensiek)によると、ガラガラヘビは基本的に人間との接触を避ける傾向があり、万が一遭遇してもすぐには攻撃せず威嚇するため、人間が意図的に刺激するようなことがなければ襲ってくることはないという。今回の場合、配達員はガラガラヘビの存在や威嚇体勢に気付かず、すぐにガラガラヘビから距離を取ることができなかったので攻撃されてしまったのかもしれない。

ガラガラヘビに噛まれた配達員は、すぐに体調が悪くなり、緊急電話番号「911」に連絡した。オペレーターは携帯電話のGPS機能で配達員の居場所を特定し、救急隊員が駆けつけて配達員を病院へ運んだ。すぐに治療が行われたものの、配達員は現在も重体だという。

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