【海外発！Breaking News】店内の椅子で娘に殴りかかる母親、止めに入った男性に起きた悲劇にネチズンは怒り（中国）

中国・湖南省長沙市のレストランで最近、母親が突然キレてわめき出し、泣きじゃくる娘に椅子で襲いかかった。これを見たスタッフは止めに入ったのだが、当時の動画をSNSに投稿したことである悲劇に見舞われたという。香港のニュースメディア『South China Morning Post』などが伝えた。

レストランでの暴行の様子を捉えた動画をSNSで公開したのは江さん（Jiang）という男性で、店内の椅子で娘に襲いかかろうとした胡さん（Hu）の暴力を止めていた。

胡さんは娘が転び、手に持っていたアイスクリームで服を汚したことに腹を立て、殴る、蹴るの暴行に及び、その行為は次第にエスカレートした。

問題の動画に映し出されていたのは、大声で叫び、怒り狂った胡さんの姿で、レストランに入って来ると椅子を掴み、それを大きく振り上げて娘に襲いかかった。



胡さんが尋常でないのは一目瞭然で、これを見た江さんらスタッフが慌てて止めに入り、椅子を手に持ったままの胡さんをなだめ、娘から引き離した。



そしてこの一件後、江さんは当時の動画をSNSに投稿したのだが、これが胡さんの逆鱗に触れた。レストランに頻繁にやって来るようになった胡さんは、「SNSの動画を削除して欲しい。さもなければ死ぬ」などと騒ぎ立てたのだった。

江さんは「動画を投稿した翌朝だった。彼女がやって来て騒ぎを起こしてね。結局その日は一日中、警察署で話し合いを続けたんだ」と語り、その後の胡さんの執拗な行動についてこのように明かした。

「ただ彼女はその次の日もやって来てごたごたを起こし、警察官に連れて行かれた。それなのにまた、店に戻って来てね。店内でも、警察署でも自殺をほのめかしていたんだ。」

このような経緯を経て先月19日、江さんは「これ以上、店に迷惑をかけることはできない」と職場を去る決意をした。また江さんがすでに、医療費と精神的損害に対する賠償金として胡さんに約20万8千円（1万元）を支払っていたことも明らかになり、動画を見たネチズンたちの怒りが爆発。次のようなコメントが寄せられた。

「問題があるのは母親。なぜ警察は彼女に対して何も行動を起こさないのか？」
「どうして子供に暴力を振るった母親が損害賠償をもらえるの？　法律はなんのためにあるの？」
「女性は明らかに異常。あれは虐待だよ。母親としてふさわしくないと思う。」
「暴力が日常的に行われていたとしたら、かわいそうなのは子供だよ。」
「動画をSNSに投稿したことは賢明とはいえない。でもあれだけの暴力を振るった母親に何のお咎めもないのは間違っている。」
「良いことをしても、仕事を失い慰謝料を支払わなくてはいけないなんて！　やってられないよね。」
「理不尽。全く納得がいかない結末だよ。」