【エンタがビタミン♪】ジャニーズ会見「NGリスト」に見る“遺伝子レベル”に棲みついた悪しき慣習
TechinsightJapan / 2023年10月6日 19時15分
ジャニーズ事務所が10月2日に二度目の会見を行ったが、参加した記者からあれほど不満の声が上がり、ざわついた会見はそうそうない。前回の会見で問題視された社名の存続については、新社名「SMILE-UP.」として再スタートすることを発表した。東山紀之社長は「アップデートして新しい未来を切り拓く」と決意を示したが、残念ながら会見後に複数の記者の顔写真と氏名を並べた「NGリスト」が発覚した。ジャニーズ事務所は公式サイトで「リスト」は認識していたとしながら、作成や会見での指名については関与を否定している。しかしながら、記者会見の進行を振り返ると、何らかの力が働いたことを感じざるを得ない。“遺伝子レベル”にまで棲みついた悪しき慣習を断ち切ることは、もはや不可能なのか。
10月2日、都内で開かれたジャニーズ事務所の再会見には報道陣約300人が集まった。2時間ほど行われた会見は、まず東山紀之社長やジャニーズアイランドの井ノ原快彦社長、顧問弁護士たちから新体制などについて話があり、それに対する質疑応答の時間が設けられた。司会者から、時間が限られているため「一社一問」とすることを前置きしたうえで始まった。
司会者が「前列の左から3番目、男性で茶色の服の方」という風に座席の位置と服装など特徴を説明して指名する方法で進行した。すると、やがて記者の中から「質問させていただけないでしょうか?」と指名されないことに対して不満の声が上がった。周囲から「順番順番!」と窘める声が出たことからも、予定の順番ありきで指名している雰囲気が伝わってくる。司会者も重複して指名しないように神経を使うため、途中で「いろいろ、顔を覚えられなくなってきました」と漏していた。
そうやって数人が指名された後、指名されない記者から「これじゃ、茶番だと思う」と揶揄する声が上がったため、司会者は「いえ、まったく茶番ではないです」と否定した。その後も一向に指名されないことに業を煮やした記者が、自ら質問するも「ルールを守ってお願いします」と制され、「これは茶番ですよ」と返してざわつく場面があった。
指名された記者たちによる質問とそれに対する回答は、いくつかヤマ場があった。自身も長年のジャニーズファンだという女性ライターが「ジュニアの成長をファンが支える“応援システム”」を踏まえて「ジャニー喜多川さんが気に入った人が全員デビューしているわけではない」、「マスコミが推測だけで『ファンも性加害を容認しているのではないか』などと書くのはいじめではないか」とファンの思いを代弁したことは貴重と言えるだろう。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
今さらどのツラ下げて? 東山紀之に芸能界復帰説…性加害補償が一段落、スマイルアップ社は解散か?
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月28日 16時3分
-
今年も紅白出場ゼロ、STARTO社に足元見られたNHK…“揺さぶり”はジャニーズの常套手段
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月22日 12時3分
-
NHKメディア総局長 Nスぺ「ジャニー喜多川“アイドル帝国”の実像」に言及「一定の報告受けていた」
スポニチアネックス / 2024年11月20日 15時50分
-
NHK会長 Nスぺ「ジャニー喜多川“アイドル帝国”の実像」に言及 内容は「テレビを見て知った」
スポニチアネックス / 2024年11月20日 14時9分
-
NHKスペシャルでは描けなかった…番組に出演してわかった「ジャニー喜多川氏の性加害」が野放しにされたワケ
プレジデントオンライン / 2024年11月8日 8時15分
ランキング
-
1戸田恵梨香が“細木数子物語”で女優復帰! Netflixが昭和ドラマ戦略で描く勝ちパターン
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月27日 16時3分
-
2辻希美、娘の“顔出し解禁”デビューに予定調和の声も、際立つ「華麗なプロデュース力」
週刊女性PRIME / 2024年11月28日 18時0分
-
3【NewJeans緊急会見要点まとめ】ADORとの契約解除を発表・今後の活動に言及
モデルプレス / 2024年11月28日 21時54分
-
4今さらどのツラ下げて? 東山紀之に芸能界復帰説…性加害補償が一段落、スマイルアップ社は解散か?
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月28日 16時3分
-
5「こんな顔だっけ」西野カナ、復活ライブでギャル路線から“演歌歌手風”への激変にネット困惑
週刊女性PRIME / 2024年11月28日 17時30分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください