【海外発!Breaking News】検査結果の異変を“機械エラー”と誤診された男性 悪性腫瘍が判明し、12日後に死亡(英)
TechinsightJapan / 2023年10月10日 16時55分
そして腫瘍の種類を特定するため、9月5日に生検組織診断が行われた。ジョシュアさんの脳は、平均余命が1年未満という非常に悪性度の高い脳腫瘍「びまん性正中グリオーマ(Midline Diffused Glioma)」に侵されていることが判明した。医師らは「余命は3か月」と宣告したが、ジョシュアさんはその12日後、9月17日に緩和ケアを受けていたホスピス「Greenwich and Bexley Community Hospice」で息を引き取った。
ジョシュアさんの母親であるイヴ・ペイトマンさん(Eve Pateman)は「息子はイタズラ好きで、人を笑わせるのが大好きな子でした。最高の父親であり、きょうだいであり、息子であり、本当に素晴らしい人でした。美しい魂を持った親切な子で、ほとんどの人が息子のことを好きになるのがよく分かります。息子は人の心を動かすのです」と、若くして亡くなった息子を悼んだ。
イヴさんによると、ジョシュアさんは辛い闘病中にも、積極的に脳腫瘍の研究に協力を申し出たという。また「同じ経験をしてほしくない」という思いで、脳腫瘍が見つかるまでの自分の症状について情報発信を行い、病院で誤診をされないように訴えた。
イヴさんは「息子は一度も弱音を吐きませんでした。私だったら自分を憐れんでしまうと思いますが、息子はまったく違いました」と強い意志で闘病生活を送ったジョシュアさんを称えた。
ジョシュアさんの闘病中に立ち上げられたクラウドファンディングサイト「JustGiving」の支援ページでは、残された妻タシュさん(Tash)と4歳の息子アンドリュー君(Andrew)のための寄付を募っているが、目標金額の7000ポンド(約127万円)をすでに上回り、2万915ポンド(約380万円)が集まっている。
このニュースを見た人々からは、「なんてひどい医者なの」「CTスキャンで異常を見逃すことなんてある?」「脳腫瘍と虫垂炎って、まったく別物だよ」など、脳腫瘍を見逃した医師に対する批判の声が相次いでいる。
画像は『Metro 2023年9月28日付「Dad, 25, dies after doctor ‘thought tumour was a computer error’」(Picture: Eve Pateman / SWNS)、2020年1月3日付「Mum had both breasts removed after being wrongly diagnosed with cancer」(Picture: Sarah Boyle /SWNS)』『Irish Mirror 2023年5月10日付「‘Doctors told me I needed to lose weight for years, but I actually had a six stone cyst’」(Image: Paisley Dylan)』『The Mirror 2022年8月13日「Mum-of-four who thought she was going through menopause given four weeks to live」(Image: Jam Press)』『South China Morning Post 2022年9月9日付「Chinese baby with lotus seed shell stuck in mouth misdiagnosed with tumour, embroiling public health system in scandal」(Photo: SCMP Composite)』『Edinburgh Evening News 2019年2月4日付「Edinburgh dad dies of cancer after being told his throat issue was anxiety」(Picture: Contributed)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)
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