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【海外発!Breaking News】感電した8歳男児、警察官の命懸けの救出劇に息を呑む(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年10月7日 20時51分

【海外発!Breaking News】感電した8歳男児、警察官の命懸けの救出劇に息を呑む(米)<動画あり>

米ミシガン州ウォーレンで昨年8月20日、前夜の嵐で切れ、垂れ下がった電線を手に取った8歳男児が重傷を負った。男児を命懸けで救ったのは、たまたま現場近くにいた地元の警察官2人で、先月27日に勇気あるヒーローに贈られる「ヴァラ賞(Valor Award)」を受賞した。最近公開された当時の緊迫した映像とともに、米ニュースメディア『FOX 2 Detroit』などが伝えた。

ミシガン州ウォーレン警察署は昨年8月20日午前9時14分過ぎ、「マッキンレー小学校近くで、子供2人が電流が通じている電線に触れてショック状態に陥っている」という通報を受けた。

現場に急行したのは、当時巡査だったダニエル・ローズさん(Daniel Rose)とデイヴィッド・チャップマンさん(David Chapman)で、別件ですぐ近くにいたという。

現在、巡査部長であるダニエルさんは「優先度が高いと聞いて現場に行くと、男児(8)が倒れているのが見えてね…。とにかく何かをしなくてはと思った」と当時のことを明かしており、まずは男児のそばで大声で泣き叫ぶ兄(10)を近くに呼び寄せた。



そして背後で「その子に触るなよ」「まだ生きているかもしれないぞ」という声が聞こえる中、ダニエルさんはすぐ近くに垂れ下がる危険な電線の位置を確認し、大きくため息をついた。それでも覚悟を決めたように「よし、彼を助けるぞ。助けなきゃならないんだ」と呟くと、デイヴィッドさんと一緒に男児に近づいていく。

当時の様子はボディカメラが捉えており、四つ這いになったダニエルさんが男児の左足を掴み、デイヴィッドさんが右足を掴むと、そのまま男児を安全な場所まで引っ張った。



こうして男児が救出されると、周りからは「まだ息をしているぞ」という声があがり、救急処置が施された後、ダニエルさんとデイヴィッドさんが病院まで搬送した。

ちなみに兄弟はその日、休校になったのを知らずに祖母の運転で登校していたそうで、目撃者の証言によると、男児は兄の通り道を作るために電線を素手で掴み、両手が一瞬にして燃え上がったようだ。兄に怪我はなかったが、男児は大変危険な状態で、病院のスタッフは後日、「2人の警察官の機転とヒーローのような行動が男児の命を救った」と述べたという。

一方でダニエルさんとデイヴィッドさんは「男児救出の際に、(電流の)ショックを感じた」と語っていたこともあり、念のため病院で検査をうけたものの異常はなかったそうだ。

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