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【海外発!Breaking News】バイクで走行中、カンガルーにヘッドロックを食らった74歳男性 パンチで抵抗(豪)

TechinsightJapan / 2023年10月8日 16時1分

【海外発!Breaking News】バイクで走行中、カンガルーにヘッドロックを食らった74歳男性 パンチで抵抗(豪)

オーストラリアに住む74歳の男性が先月末、バイクで夜の牧場を走行中にオスのカンガルーに襲われた。男性が気付いた時にはカンガルーが身体の上に飛び乗っていたそうで、豪ニュースメディア『ABC(Australian Broadcasting Corporation)』などに恐怖体験を語った。

オーストラリア南東部のビクトリア州セント・アーノーに住むブライアン・オドネルさん(Brian O’Donnell、74)は先月30日、分娩予定の牛の様子を確認するため、ホンダのバイクで農場内を走行していた。

間もなくすると、体長2メートルはあったというオスのカンガルーに後をつけられていることに気付き、のちにまさかの悪夢が彼を襲った。

ブライアンさんは「カンガルーは唸り声を上げ、上下にピョンピョン跳ね始めてね。『これは厄介なことになるかもしれない』と思い、ゆっくりと距離を置こうとしたんだ」と語り、当時のことをこう振り返った。

「ところが気付いた時にはカンガルーが私の身体の上に飛び乗っていて、ヘッドロックを仕掛けられた。前足を背中に回され、お互いに頭突き寸前という状態に陥ってね。私の服は引き裂かれ、左ふくらはぎには大きな傷ができていたんだ。」

「私はカンガルーが放してくれるまで、とにかくパンチをし続けた。それで一度は、15メートルほど先まで離れていったんだ。」



しかしながらその後、カンガルーは再び襲おうと向かってきたそうで、ブライアンさんはバイクに飛び乗り、命からがら逃げ出した。

ブライアンさんはその時のことを、「カンガルーが近くまで迫っていて、あと1回ジャンプしていたら、また私の上に飛び乗っていたと思う」と明かしており、猛スピードで自宅に戻ると、妻のスーさん(Sue)に病院に連れていってもらったという。

ブライアンさんの身体の小さな傷には絆創膏が貼られ、左ふくらはぎの傷は縫合されて包帯が巻かれたそうで、スーさんは「夫はあの晩、厚手の生地のTシャツを着ていたの。でももし、それを着ていなかったら重傷を負っていたに違いないわ」と溜息交じりに語った。



抗生物質が処方されて、傷は順調に回復しているというブライアンさんは、「自分を襲ったのは、灰色の被毛のオオカンガルーだと思っているよ。近くにはメスのカンガルーの群れがいたから、あのオスは群れを守ろうとしたのかもしれないね」と述べていた。

一方、豪ニューイングランド大学の環境&農村地域科学学部で生態学の准教授をしているカール・ヴァーンズさん(Karl Vernes)は、今回の攻撃について次のように指摘した。

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