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【海外発!Breaking News】機内で合計30匹以上の動物を発見 ネズミやカワウソらが次々に(台湾)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年10月11日 19時47分

【海外発!Breaking News】機内で合計30匹以上の動物を発見 ネズミやカワウソらが次々に(台湾)<動画あり>

今月4日、タイから台湾の空港へ向かうフライト中に、機内で搭乗客が「トイレでネズミの姿を見た」と客室乗務員に報告した。機内を捜索すると、ネズミだけではなく、生後間もないカワウソの赤ちゃんが床にいるのも見つかった。さらに台湾に到着後に機内をくまなく調べると、カメやヘビ、マーモットなど30匹以上もの動物が見つかったと、米ニュースメディア『New York Post』などが報じた。

問題のフライトは、ベトナムの格安航空会社「ベトジェットエア(VietJet Air)」が運航していたもので、タイのバンコクを出発し、台湾の台北市にある台湾桃園国際空港に向かっていた。フライトは問題無く進んでいたが、1人の搭乗客が機内でネズミの姿を見かけた。

ネズミを見た搭乗客の同行者は「彼が『ネズミがいるよ』と小さな声で言ったので、とても困惑しました。そしたら彼は『ペット用のネズミだよ、白くて、そんなに小さくはなかったね』と説明したのです」と当時を振り返る。

ネズミがいたことを客室乗務員に伝えると、ネズミの捜索が始まった。すると驚いたことに、座席の下から1匹のカワウソの赤ちゃんが発見されたのだ。引き続き捜索が行われると、搭乗客が見たという“白いネズミ”も見つかり、客室乗務員が捕獲した。捕獲したネズミをバックヤードに連れていく際には、客室乗務員が手を噛まれてしまったと報道されている。



ネズミの捕獲後に客室乗務員は「動物を機内に持ち込んだ人は名乗り出てください」とアナウンスして呼び掛けたが、名乗り出る人はいなかった。その後、飛行機は台湾桃園国際空港に到着し、動植物防疫検疫局(APHIA)のスタッフらによる搭乗客の全ての荷物の確認と、1時間ほどかけて機内の検査が行われた。最終的に2匹のカワウソの赤ちゃん、段ボール箱に入れられた28匹もの生きたカメ、ヘビ1匹、マーモット1匹、そして種類不明のげっ歯類2匹が見つかったのだ。



今回の騒動に関して、1人の中国人女性がフライト代の全額返金を求めたが、複数の搭乗客からの証言により、この女性こそが複数の動物を機内に持ち込んだ張本人である疑いが浮上した。女性はタイのマーケットでカワウソやネズミを購入し、スワンナプーム国際空港から持ち込んで自宅へ持ち帰ろうとしたとみられているが、どのように保安検査をすり抜けて持ち込んでしまったのかは明らかになっていない。

容疑者の女性は、現在受けている警察の取り調べに非協力的な態度であるというが、「動物伝染病防治条例」に基づき、100万台湾ドル(約464万円)の罰金を科される可能性がある。

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