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【海外発!Breaking News】駐車場に捨てられていた6本脚の子犬、保護されて手術を受けることに(英)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年10月16日 5時0分

【海外発!Breaking News】駐車場に捨てられていた6本脚の子犬、保護されて手術を受けることに(英)<動画あり>

このほどイギリスの駐車場に捨てられていた子犬が、動物保護団体により保護された。この子犬は後ろ脚が4本ついており、前脚と合わせて6本の脚を持っていた。獣医が診察すると内臓機能に問題はなかったが、余分に生えた後ろ脚はまったく機能していないことが判明した。その余分な脚を切除するために手術の計画が立てられる予定だと、米ニュースメディア『New York Post』などが伝えている。

英ウェールズ南西部ペンブルックシャー州ペンブローク・ドックで先月27日、小売店「B&M」の駐車場に小さな捨て犬が発見された。同州ハバーフォードウエストにある動物保護団体「グリーンエイカーズ・レスキュー(Greenacres Rescue)」により保護された子犬はメスで生後11週と分かったが、後ろ脚が4本あり、前足と合わせて6本の脚を持っていた。

スパニエル系の犬種であるこの子犬は、余分に生えた2本の脚が人魚の尾ビレに見えることから、ディズニー映画『リトル・マーメイド』のキャラクターである“アリエル(Ariel)”と名付けられた。その後、アリエルは地元の動物病院「Fenton Vets」で詳しい検査を受けることになった。

レントゲン撮影などを行うと、幸いにも内臓に異常はなかったが、股関節が余分にあるせいで骨盤がきちんと形成されておらず、不完全だが余分な外陰部も形成され始めていることが分かった。グリーンエイカーズ・レスキューの創設者であるマイキー・ローラーさん(Mikey Lawlor)によると、余分な脚は尻尾の右側から生えており、太ももの骨は1本で、膝の関節部分で2本の脚に分かれているという。また「余分な後ろ脚は機能しておらず、動かしたりすることはできません」と説明した。



マイキーさんは「アリエルが私たちのところへ来た初日は、非常に怖がっていて、すべてを拒絶していました」と当時を振り返っており、アリエルは何か怖い思いをしてきてトラウマを抱えているのではないかと推測した。

アリエルがトラウマを乗り越え、落着きを取り戻してから再度診察を行い、余分な後ろ脚を切除する手術のための計画を立てるという。しかしアリエルの本来の右後ろ脚は、正常に筋肉を動かすことができていないため、右後ろ脚を一緒に切除する可能性もあるそうだ。



次の診察は約1か月後を想定しており、その間にアリエルは一時預かりボランティアのもとで過ごすことになる。グリーンエイカーズ・レスキューがFacebookで明かしたところによると、現在のアリエルは一時預かりボランティアの家で暮らしており、先住犬とともに穏やかな生活を送っているという。

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