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【海外発!Breaking News】事故訓練に飛び入り参加、死んだふりの犬に「オスカーを!」の声(チリ)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年10月11日 10時37分

【海外発!Breaking News】事故訓練に飛び入り参加、死んだふりの犬に「オスカーを!」の声(チリ)<動画あり>

チリの広場で今月5日、救急隊らが交通事故を想定した訓練を行っていたところ、野良犬が飛び入りで参加し注目を集めた。地面に横たわり微動だにしない負傷者役の女性を見た野良犬は、自ら死んだふりをしてみせ、SNSには「この犬にオスカーを!」という声があがったという。動物専門サイト『The Dodo』などが伝えた。

チリ南部ロス・ラゴス州の州都プエルトモントにある広場で5日、自転車と車の衝突事故を想定した訓練が行われた。

広場には地元の救急隊らと医学生のチームが集まり、ある女性が自転車に乗っていて車に撥ねられ、重傷を負った患者を演じていた。

ところがしばらくすると現場には、1頭の野良犬が飛び入りで現れ、人々の注目を集めたのだ。

それは地元で可愛がられているというオス犬の“ヒガンテ(Gigante)”で、広場の一角でびくともしない女性のそばに寝転ぶと、お腹を見せて死んだふりを始めたという。



そしてこのヒガンテの姿がSNSに投稿されると瞬く間に拡散し、「ヒガンテにオスカーを!」「これは可愛い」「なんて美しい犬なの! しかも素晴らしい俳優だね」「癒される」といったコメントが寄せられた。

目撃者によると、救急隊はヒガンテが飛び入りで参加した犬にもかかわらず、無視することなく優しく心肺蘇生法を施していたそうで、「国家交通安全委員会(Conaset)」のFacebookにも、負傷犬を演じるヒガンテの姿が投稿された。

同委員会はその中で、「ヒガンテに大きな拍手を!」と綴っており、美しいヒガンテが訓練に参加したことで、より多くの人が「ロス・ラゴス州一帯での交通事故による死傷者をゼロにすること」に関心をもってくれたことを明かした。



さらに動物愛護家でヒガンテのことをよく知るハラミーヨ・パミさん(Jaramillo Pame)は、次のように述べていた。

「あの子は大きな体を持った子犬でね。広場で何かイベントがあるたびに、参加するんだよ。注目を浴びるのが大好きなんだ。ヒガンテには、いわゆる家族はいないけど、地域全体から愛されるペットでね。みんながヒガンテのことを知っていて、可愛がってくれるし餌もあげている。そのうえ悪ふざけが好きで、私たちを笑わせてくれるんだ。」



なおテックインサイト編集部では、ヒガンテの動画を撮影したと思われるTikToker「calmaonomas」さんに、広場の実際の様子や周囲の反応などについて取材を申し込んでいる。

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