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【海外発!Breaking News】飼育放棄の犬、重い被毛をトリミング後に露わになった顔が“天使”だった(米)

TechinsightJapan / 2023年10月15日 14時57分

【海外発!Breaking News】飼育放棄の犬、重い被毛をトリミング後に露わになった顔が“天使”だった(米)

米フロリダ州で先月、被毛が伸びて固まり、異臭を放っていた犬が保護された。そしてトリミングを受けた犬のビフォーアフターの写真がSNSに投稿されると、動物専門ニュースサイト『The Dodo』が伝えて話題となり、露わになった“天使”のような表情に注目が集まった。

フロリダ州のオーランド警察署は先月末、重窃盗罪で逮捕した女の自宅で、1匹のオス犬を保護した。

のちに“サリバン(Sullivan)”と名付けられたその犬は、犬用ベビーカーにうずくまり、体中が排泄物で覆われて異臭を放っていた。また被毛が伸び放題で顔が分からないほどで、毛の塊にはゴルフボールよりも大きなものがあったという。



そんなサリバンを見かねた警察官は「この子は飼育放棄されていた」と判断し、同州オレンジ郡の動物シェルター(以下、OCAS)に連れていった。

そして行われた検査で、サリバンは外見のわりには思いのほか健康状態が良かったことが判明し、OCASはSNSで引き取り手の募集を始めたという。

実は当時、OCASは犬パルボウイルス感染症が原因でほとんどのサービスを中止していて、この呼びかけにいち早く答えたのが動物保護施設「セントラル・フロリダ・フォスターズ(Central Florida Fosters)」の創設者ダニエル・サザンさん(Dannielle Southon)だった。

ダニエルさんは「最初にサリバンの写真を見た時は、心が引き裂かれる思いだった」と明かし、当時のことをこのように語った。

「サリバンを引き取る前、OCASのスタッフがトリミングを申し出てくれてね。トリミング後のサリバンを見た時は『オーマイガー。なんて変わりようなの!』と驚いたものよ。あれだけの汚れと異臭がなくなったサリバンがどれだけスッキリした気持ちでいたのか…。私には想像もできないほどだった。」

「そうしてサリバンに対面すると、すぐに私にキスしてきたわ。家に向かう車の中でもとてもいい子にしていたし、私は『この子はみんなから愛される』って直感したの。」



なおダニエルさんは帰宅途中、オーランド警察署にも立ち寄ったそうで、サリバンを最初に保護した女性警察官は「同じ犬とは思えない」と涙を流し、喜んでいたという。そしてそれを見たダニエルさんも心打たれ、思わず泣いてしまったそうだ。



そんなサリバンのトリミングのビフォーアフターの写真は、ダニエルさんの施設のSNSに投稿されており、重い被毛がなくなったサリバンはまるで“天使”のように見えるのだった。

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