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【海外発!Breaking News】1247キロの巨大カボチャ「マイケル・ジョーダン」、史上最重量でギネス更新(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年10月21日 16時52分

【海外発!Breaking News】1247キロの巨大カボチャ「マイケル・ジョーダン」、史上最重量でギネス更新(米)<動画あり>

アメリカでは10月31日のハロウィンを前に、大小さまざまなカボチャが街中で飾られているが、このたび2749ポンド(約1247キロ)のモンスター級のカボチャがギネス世界記録を更新し、注目を浴びている。カボチャの生産者によると、この大きなカボチャを育てるため、一日に12回も水を与えることもあったという。アメリカの日刊紙『USA TODAY』などが報じた。

世界記録を更新したのは、米ミネソタ州アノーカにある「アーノカ・テクニカル・カレッジ」で園芸教師として働くトラビス・ギエンガーさん(Travis Gienger、43)だ。現地時間10月9日、カリフォルニア州サンマテオ郡ハーフムーンベイで開催された第50回世界カボチャ計量大会でのことだった。

これまでの世界記録は、イタリアのトスカーナ州出身のステファノ・カトルピさん(Stefano Cutrupi)が2021年に栽培した1226キロのカボチャで、トラビスさんのカボチャはそれを約21キロ上回った。今回の巨大カボチャは、ハロウィーンシーズンの風物詩であるカボチャをくり抜いたランタンの飾り「ジャック・オー・ランタン」用のカボチャの約180倍の大きさがあり、周囲は6.4メートルにも及ぶ。

トラビスさんは、今年4月に巨大なカボチャとして知られる品種「アトランティックジャイアント」の種を植え、収穫まで184日間育てた。その間は「多くの嵐とゴルフボール大の雹」からカボチャを守らなければならなかったという。また、カボチャの収穫後もトラビスさんは細心の注意を払いながら、カナダに接するミネソタ州の自宅から西海岸の大会会場まで35時間かけて移動したそうだ。

というのも、カボチャに腐った形跡があったり、穴やひび割れが内部の空洞まで貫通していたりすると、減点の対象になってしまうからだ。トラビスさんは、カボチャの配送について「丘や山を越え、交通量も多く、とても大変な旅でした。いつ亀裂が入ってもおかしくはなく、失格になっていたかもしれません」と話している。

以前から巨大カボチャを育ててきたトラビスさんだが、カボチャは10代の頃から父親に教わって育ててきたという。自宅の裏庭にカボチャ畑を所有しているトラビスさんは、今回のカボチャを育てるにあたって、特にカボチャの種を大切に扱い、時には一日に12回も水をやり、また肥料も追加で与えたそうだ。

トラビスさんは、2020年にカボチャ計量大会に初出場して以来、3年連続で大会を制覇してきた。2022年の大会では、約1161キロのカボチャを披露し「アメリカ最大のカボチャ」の記録を樹立した。トラビスさんの記録を見込んで、今年の大会主催者は5トンまで耐えられる新しい工業用計量器を用意したという。

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