「AWS」ここまで暮らしに浸透していたとは 障害発生で寝坊、掃除器や空調にも影響

J-CASTトレンド / 2020年11月26日 20時30分

画像はイメージ(AWSとは関係ありません)

米アマゾンのクラウドサービス「AWS」(アマゾン・ウェブ・サービス)で2020年11月25日(現地時間)に複数のサービスで障害が発生した。AWSのようなクラウドサービスを利用すると、企業は自社で大量のデータを持たなくても、インターネットを経由して様々なサービスやアプリを提供できる

AWSを利用している企業は、世界中に広がる。今回の障害発生で、さまざまな企業サービスに影響が及んだ。それにより、一般利用者にもスマートリモコンやロボット掃除機の操作など、暮らしに密着したさまざまな場面で支障が出たようだ。

「スマートリモコン」の不調で明かりつかず

テレビなどを操作できるスマートリモコン「Nature Remo」。赤外線リモコン付きの家電に対応しており、スマートフォン(スマホ)から家電を操作できるようになる。メーカーのNature(東京都渋谷区)はAWSが原因でシステムに障害が起きたと公式ツイッターで報告した。

ツイッターで目にするのは、「寝坊した」「寝坊しかけた」といった声だ。「Nature Remo」を使い、目覚ましとして照明がつくように設定したユーザーは、システムの不調によりいつまでも明かるくならず、「寝坊するかと思った」とツイートした。

ロボット掃除機の「ルンバ」にも影響が出た。販売元の「アイロボットジャパン」(東京都千代田区)の公式サイトによると、AWSの障害により、ルンバを操作できるスマホ向けアプリに接続できなくなる事態に。これにより、ツイッター上では「家に帰ったらルンバが力尽きていた」「ルンバが動かない」といった報告が続出している。

また、「スマート」化された便利な生活により、従来のリモコンの使い方を忘れてしまったというケースもある。

リモコンの大切さ感じる人も

東京都内に住む30代の男性は「Nature Remo」をスマートスピーカー「Google Home」と連携させて生活している。スマートスピーカーは音声を認識し、命令を実行してくれる。これにより、声で家電を操作できる環境を整えた。

エアコンのリモコンはしまいこみ、決まった時間に暖房が切れるように「Nature Remo」で設定していた。ところが25日夜、「Nature Remo」の動作異常に気付いたため、仕方なく取り出したリモコンであらかじめ暖房を消し、寒さを感じながら就寝したという。

一般的にはエアコンのリモコンにも切タイマー機能は存在するが、「ずいぶん使ってなかったので、すっかり忘れていました」と話す。リモコンフリーの生活で起きたトラブルについて「リモコンはちゃんとわかるところに置いておかないと、と痛感。(スマートリモコンが使えなくなると)あんなに慌てるものだと改めて実感しました」と振り返った。

26日夜(日本時間)現在、AWSの状況報告ページによると、おおむね正常になったが、まだ一部復旧中とある。

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