P&Gが日本初の「おむつ回収プロジェクト」 「使用済み紙おむつ」を店舗などで回収

J-CASTトレンド / 2021年4月8日 11時30分

「おむつ回収ボックス」

本来ならば家庭で捨てるはずの「使用済み紙おむつ」を店舗で回収する――。

そんな思い切った取り組みを、おむつブランド「パンパース」を手掛けるP&Gジャパン(神戸市、以下P&G)が2021年4月中旬より約6か月間実施する。店舗にて消費者から使用済み紙おむつを回収する取り組みは、日本では初の試みだ。

「おむつ回収ボックス」の利用でポイントもたまる

この「おむつ回収プロジェクト」では、パンパースが独自に開発した「おむつ回収ボックス」を神戸市内の小売店、保育施設の計8か所に設置する。回収対象の紙おむつは乳児用から大人用までと、種類やブランドを問わない。

おむつ回収ボックスの使用方法は以下の通りだ。

(1)おむつ回収専用アプリ「パンパースエコ」をスマートフォンにダウンロード。
(2)端末で位置情報を取得し、アプリ内で最寄りの回収ボックスを探す。
(3)回収ボックスに端末をかざしてアプリの開錠ボタンを押す。
(4)投入口が開いたら、使用済み紙おむつをビニール袋ごと入れる。

おむつを投入すると、「おむつ回収ボックス」内では消臭効果のある液体スプレーが散布され、虫・ニオイ漏れを防止する仕組みになっている。

紙おむつを「おむつ回収ボックス」に入れた後は、アプリからの応募で「パンパースすくすくギフトポイント」を初回限定で1000ポイント獲得できる(2回目以降は100ポイント)。ポイントを貯めることでクーポンや商品券、育児グッズなどと交換可能だ。

パンパースは、使用済み紙おむつの回収をオランダのアムステルダムで19年に開始。600世帯以上の消費者が参加し、40トン(20万枚以上に相当)を超えるおむつを回収した。

今回の神戸市内での「おむつ回収プロジェクト」は、アムステルダムの取り組みでの学びを生かしている。日本の消費者が使用済み紙おむつを分別・回収するときに、どのような習慣、行動、認識の傾向を持っているか、将来的な循環型経済の実現に向けて把握することを目的としている。

取り組みの背景にはP&Gが長期的な重点課題のビジョンとして掲げる「環境サステナビリティ」がある。パンパースは過去25年間で様々な手立てを通じて欧州・北米のおむつに使用する資材の量を半減させ、製造廃棄物やCO2排出量、エネルギー消費量などの削減を実現している。

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