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「スシロー未来型万博店」 水産資源の安定調達に配慮、全て養殖を使用

J-CASTトレンド / 2025年2月12日 18時0分

スシロー未来型万博店の外観

あきんどスシロー(大阪府吹田市)は、2025年4月13日~10月13日に行われる大阪・関西万博に、「スシロー未来型万博店」を出店する。

同店は、「まわるすしは、つづくすしへ。―すし屋の未来 2050―」をコンセプトに掲げる。水産資源の安定的な調達のため、魚介類などは養殖で育てたものを使用。環境に配慮して陸上養殖や完全養殖などの先端技術で育てたものは、「あしたのサカナ」シリーズとして提供する。

環境や天然資源に配慮した養殖方法

「あしたのサカナ」シリーズのうち「陸上育ちの磯まもりウニ包み」は、地球温暖化の影響により海の藻場を食い荒らし、中身がなく社会問題化しているウニを収穫して養殖し、味のよいものを使用している。ほかに、地下海水を使って養殖したサバを用いた「陸上育ちの〆サバ」など、環境や天然資源に配慮した養殖方法で育てられた約10品が提供される。

すしに使われるしゃりは、農薬や化学肥料の使用量を半分以下で育てた、環境保全米などのコメを使用。品種は、宮城県産ササニシキ、北海道産ななつぼしを1対1の割合で使う予定だ。

店舗で提供するメニューは、ラーメンなどのサイドメニューやドリンクを合わせて150品以上を予定している。

完全オーダー制でフードロス削減

店内では、既存店舗で設置を開始しているデジタルビジョンと回転レーンを融合した「デジロー(デジタル スシロービジョン)」を各テーブルに設置。タッチパネルで注文し、完全オーダー制となることからも、食品ロス削減や店舗運営の省人化にも繋がるシステムだという。

また、水産資源の未来に向けた取り組みを学べるゲーム機能を万博仕様で先行公開。大阪・関西万博の期間中に、全国の既存のデジロー設置店舗でも、実施できるよう準備中だ。新コンテンツの詳細は、3月末頃に公開を予定。

スシロー未来型万博店は196席で、営業時間は10~21時。

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