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イランが上海協力機構に正式加盟へ、首脳会議で合意(イラン、中国、ロシア、パキスタン、インド、アフガニスタン、タジキスタン)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2021年9月21日 17時0分

第21回上海協力機構(SCO)首脳会議が9月16、17日、タジキスタンの首都ドゥシャンベで開催され、オブザーバー国として参加していたイランの正式加盟が認められた〔9月17日付イスラーム共和国通信(IRNA)〕。今後、正式加盟に向けた手続きを開始する。

首脳会議には、加盟国とオブザーバー国の12カ国の首脳が参加。アフガニスタン情勢をはじめ、新型コロナウイルス感染拡大にかかる協力なども話し合われた。

イランのイブラーヒーム・ライーシー大統領は17日の会議で「イランの外交政策は、常に国際機関への積極的な参加と多国間主義に基づいている」とし、「短期間で地域的・国際的に優れた組織となったSCOが今後も誇り高い道を歩み続けることを願っている」と述べた(9月17日付IRNA)。

サイード・ハティーブザーデ外務報道官は、SCOへの正式加盟が認められたことを受けて「今回の決定は、近隣諸国との関係強化に向けた大きな一歩であり、わが国のアジア中心の外交政策の重要な推進力となる」と述べた(9月17日付IRNA)。

また、パキスタンのイムラン・カーン首相、リモートで参加したインドのナレンドラ・モディ首相らがイランの正式加盟について祝意を述べたと報じられた(9月17日付IRNA)。

今回が大統領就任後初の外遊となったライーシー大統領は首脳会議の前後に、パキスタンのカーン首相(9月16日付IRNA)、ウズベキスタンのシャフカト・ミルジヨエフ大統領(9月16日付IRNA)、カザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領(9月17日付IRNA)、アルメニアのニコル・パシニャン首相(9月17日付IRNA)などと会談し、地域の安定や経済協力などについて話し合った。

ライーシー大統領はまた、SCO首脳会議と併行して開催された集団安全保障条約機構(CSTO、注)サミットで演説し、「アフガニスタンの歴史は、アフガニスタンの人々が彼らの運命を決定するためには、外国の介入を受け入れないという教訓を示唆している」と述べた。また「アフガニスタンの近隣国は、同国の歴史的な転換点で非常に重要な責任を負っている」とした(9月17日付IRNA)。

(注)ロシア、アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、タジキスタンが加盟する安全保障機関。

(鈴木隆之)

(イラン、中国、ロシア、パキスタン、インド、アフガニスタン、タジキスタン)

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