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「オタ祭り2024」開催、日本のサブカルチャーファン2,500人参加(ケニア)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年10月1日 0時0分

ケニア・ナイロビ市内のジャムフリ展示場で831日、東アフリカ最大級の日本のアニメ・マンガなどサブカルチャーのファンが集うイベント「オタ祭り2024」が開催された。主催者によると、6回目となる今回のイベントには約2,500人が集まった。前年から会場を規模の大きな場所に変更し、入場料も前売り券1,500シリング(約1,650円、1シリング=1.1円)、当日券2000シリングに引き上げるなどの変更はあったものの、ケニアの多くの若者が集い、会場は熱気に包まれた(前回の様子は2024年2月28日付地域・分析レポート参照)。

オタ祭りは、日本のサブカルチャーのファンが一堂に会するイベントで、スポンサーは3社、アニメグッズや日本食の販売など、出展したベンダーは31社に上った。コスプレでは「鬼滅の刃」に関連した衣装が多かったほか、「進撃の巨人」や「ONE PIECE」、「ドラゴンボール」も人気があった。また、女性には「葬送のフリーレン」のコスプレも人気だった。ケニアでは、一般のテレビチャンネルで日本のアニメが放映されることもまれにあるものの、ネットフリックスや有料チャンネル、違法ダウンロードなどで、若年層を中心に日本のアニメ・マンガのファンはかなりの数がいると考えられている。

一方で、アニメの一般放送を含め、その関連グッズなどは正規の販売ルートが存在していないため、一部のコレクターが国外から持ち込んだものを再販するなどしている。会場内でも中古と思われるアニメのフィギュアやステッカーなど、自身でプリントしたTシャツなどが販売されていた。

写真 会場の様子(ジェトロ撮影)

会場の様子(ジェトロ撮影)

(佐藤丈治)

(ケニア)

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