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ジェトロ、自動車部品商談会をメキシコで開催、商談数200件に(メキシコ、日本、カナダ、ドイツ)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年12月11日 0時25分

ジェトロは124日、メキシコの製造業が集積する中央高原バヒオ地域に位置するケレタロ州で、自動車部品商談会「オートモーティブ・マッチメーキング2024」を主催した。メキシコ自動車部品工業会(INA)の協力を受け、カナダ大使館トレード・コミッショナー・サービスと在メキシコのドイツ商工会議所バヒオ支部と共催した。

商談会には日系やカナダ系、ドイツ系に加えて、メキシコ地場資本や一部米国系の16社のバイヤー(完成車メーカー、一次サプライヤーなど)と、44社のサプライヤー(プレス部品、樹脂射出成型部品、熱処理、表面処理、機械加工など)が参加した。ほとんどの企業がメキシコに生産拠点を有しており、メキシコ国内での調達先または販売先を見つけるべく、商談に臨んだ。同日中におこなわれた商談の数は約200件を数えた。

写真 商談の会場(ジェトロ撮影)

商談の会場(ジェトロ撮影)

参加した日系企業からは、「以前からコンタクトしたかったバイヤーと商談ができた」「探している業種の新しいサプライヤーを紹介してもらえた」などと前向きなコメントが寄せられたのと同時に、多くの参加者から今後の継続開催を求める声が聞かれた。

主催者団体や共催機関の間でも、メキシコでサプライチェーン強化を引き続き促進する重要性が認識されたと言えるだろう。INAのガブリエル・パディージャ・マヤ事務局長は開会セレモニーで、日本やカナダ、ドイツがメキシコの重要な貿易・通商相手国として重要な位置にあることを強調するとともに、「サプライチェーンの深化によって、国際的な課題にともに立ち向かうことが可能になる」とした。また「このようなイベントを通じた相互交流によって、サプライチェーンの新たな協力関係を構築し、選択肢を増やすことで、自動車産業が直面する困難をしなやかに乗り越えることが可能になる」とも語った。

(渡邊千尋)

(メキシコ、日本、カナダ、ドイツ)

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