ジェトロ、カナダの教育機関と連携し、日本産米の魅力発信イベントを実施(カナダ、日本)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年7月25日 0時20分
ジェトロは7月17~18日、カナダのトロント市内のジョージ・ブラウン・カレッジと連携し、日本産米の魅力発信イベントを開催した。イベントでは、同校の調理専門コースおよび生涯学習講座の受講生を対象に、17日に講師による講演および試食会、18日に実習形式のワークショップを実施した。ジェトロがカナダで教育機関と連携した日本食材のプロモーションを行うのは初めて。
17日の講演では、権米衛USA(GONBEI USA)の谷古宇丈治氏、ザ・ライス・ファクトリー・ニューヨーク(the rice factory NEW YORK)のマティソン純氏が、日本産米の特徴やおにぎりについてのビジネスを説明した後、炊飯およびおにぎりの調理デモンストレーションを行った。同校の生徒約50人が熱心に受講し、多数の質問が講師に寄せられた。その後に行われた試食会では、日本産米を使った3種類のおにぎり(カナディアンサーモン、ツナマヨ、カレー枝豆)の試食が行われ、約100人の来場者に配布された。また、カナダでオーテックが販売しているおにぎりマシンの実演や、伊藤園による緑茶の提供、日本産米・カリフォルニア産米・玄米の食べ比べも行われた。
講師の説明を熱心に聞く受講生(ジェトロ撮影)
18日のワークショップでは講師の指導の下、23人の受講生が日本産米を炊き、具材を準備、全員でおにぎりを握った。
参加者からは、「こんなにおいしいお米を食べたのは初めてだ」「(日本産米は)優しく握っても形が崩れないのだと気付いた。日本産以外の米とは明確な違いがあると理解できた」「カリフォルニア産米との食べ比べを通じて、日本産米には複雑な旨味があると感じた。日本産米のおいしさを再認識できた」などのコメントがあった。
本イベントは、現地の日本食品関連事業者や日本食レストランなどと連携する農林水産物・食品輸出支援プラットフォームの取り組みの一環で行われた。
試食会の様子(ジェトロ撮影)
(山田あゆみ)
(カナダ、日本)
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