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ちよだ鮨の新業態の店舗、ホーチミン市で開業(ベトナム)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年7月3日 0時0分

地場企業ロータスフードグループの合弁事業パートナーである日本のすしチェーン大手のちよだ鮨(すし)(注1)は610日、ベトナム南部のホーチミン市直轄のトゥードゥック市の商業施設ビンコム・メガモール・グランドパーク(注2)内に「CHIYODA SUSHI WAKU WAKU」〔ちよだ鮨湧々(ワクワク)〕をオープンした。ちよだ鮨のベトナム3店舗目(2022年1月31記事参照)で、新業態としては1店舗目の試みとなる。

同店は、総フロア面積270平方メートル、全112席で、メニューには従来の刺し身やすしのほか、ベトナム人の好む鍋や点心などの蒸し物も入れている。また、味の変化を楽しむベトナム人の食文化に合わせてさまざまな味のソースバーも設置。外食好きのベトナム人が家族やグループでメニューを分け合いながら食事ができるよう、ゆったりしたテーブル席になっている。価格帯は1号店と2号店で、1人当たり単価を50万ドン(約3,150円、1ドン=約0.0063円)程度としているのに対し、新業態の3号店では、ファミリー層などの団体客が多いと想定して30万ドン程度に設定している。すしのネタをはじめ、和食に欠かせない調味料などは日本のちよだ鮨と同様の食材を使っており、週に23回の頻度で日本から輸入している。

ちよだ鮨ベトナムおよびシンガポールの代表者である川口未央取締役は「ワクワクは、ちよだ鮨の海外事業のコンセプトであり、顧客や従業員など、店舗に関わる全ての人のワクワクを創造することが店名の由来。都市部では定着しつつあるすしメニューに、ベトナム人の好む鍋料理などのメニューを新たに追加し、日本とベトナムの食文化を融合することで、郊外に住む人々にも日本食に親しみを持ってもらい普及して行くことが狙いだ。今後はホーチミン市内に当業態で店舗拡大していく」と意気込みを語った(618日ジェトロヒアリング)。

写真 商業施設の外観(左)、ちよだ鮨ワクワクの店舗前(右)(ともにジェトロ撮影)

商業施設の外観(左)、ちよだ鮨ワクワクの店舗前(右)(ともにジェトロ撮影)

(注1)ちよだ鮨は、ベトナム輸出支援プラットフォーム協議会のコアメンバー。

(注2)ビンコム・メガモール・グランドパークは、ホーチミン市中心部から約23キロ(車で約60分)にあるホーチミン市直轄のトゥードゥック市の大規模都市区「ビンホームズ・グランドパーク」内に立地。同商業施設の全体の本格的オープンに先駆けて開店した。同商業施設内には、ロータスフードグループの丸亀製麵、CoCo壱番屋、マツモトキヨシのほか、Pizza 4P’s(ピザフォーピース)、すき家、ユニクロ、無印良品、ニトリなど、日本のブランドも多くテナントとして入居することになっている。グランドオープンは7月末の予定。

(河西朝子)

(ベトナム)

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