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ジェトロの北米関係者向け酒蔵ツアー、山形の酒蔵訪問(山形、米国、カナダ、日本)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年12月2日 0時10分

ジェトロが主催する北米の日本酒ファンや酒類関係者向けの酒蔵ツアー(注)が11月20~27日に行われ、最初の目的地として山形県の酒蔵などを訪問した。

このプログラムは、ジェトロが2023年度に開始した北米日本酒ファンコミュニティ事業「#SupportSAKE」の一環として実施した。SNSや店舗で現地消費者に接するなど影響力のある日本酒ファンや関係者が酒蔵との対話を通じ日本酒への理解を深めた上で、SNSアカウントから発信するなどして、北米の日本酒ファンや輸出拡大に貢献することを目的としている。また、日本政府観光局(JNTO)と連携することで、酒蔵見学や日本でしか飲めない酒類を目的とするインバウンド消費の拡大も目指している。

山形県では1泊2日の行程で、六歌仙や米鶴酒造の酒造りを杜氏(とうじ)の案内で見学した。参加者から多くの質問があり、米や水などの素材や温度管理などの製造工程のみならず、酒蔵の歴史や変遷、杜氏らの年齢層や酒造りを続ける上で苦労していることなど、酒蔵それぞれのストーリーに関する内容が目立った。

参加者からは、「多くの種類がある日本酒をアピールするためには、ストーリーをいかに伝えるかが重要だ。ただおいしいだけでなく、それぞれの酒蔵が大切にしていることや酒造りの様子を深く理解し、産地の様子も併せて消費者に伝えていく必要がある」「日本酒にはとても長い歴史や特徴があるが、日本語以外の言語で調べることは難しく、実際に杜氏と話して理解することが一番の調査だと感じた。今後も酒蔵を訪問するだけでなく、日本酒ファンにも酒蔵訪問の良さをアピールしていきたい」といった声が聞かれた。

写真 プログラム参加者と酒蔵の集合写真(ジェトロ撮影)

プログラム参加者と酒蔵の集合写真(ジェトロ撮影)

写真 酒蔵を視察するプログラム参加者(ジェトロ撮影)

酒蔵を視察するプログラム参加者(ジェトロ撮影)

山形県の訪問後は、7日間かけて群馬県、富山県、石川県、京都府の酒蔵などを巡った。

(注)同取り組みの詳細はジェトロの2024年11月19日付のプレスリリースを参照。

(宮嶋紀輝、柴田桃佳)

(山形、米国、カナダ、日本)

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