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JTインターナショナルが地中海沿岸でたばこ工場建設の着工式開催(モロッコ)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年7月26日 1時10分

モロッコのたばこ市場で、キャメルやウィンストンブランドを販売しているJTインターナショナル(Japan Tabacco International)は7月19日、タンジェ・メッド港へのアクセスの良い工業エリアの1つであるテトゥアン・パークで、たばこ工場建設の着工式を行った。

地元メディアによると、投資総額は9億3,120万ディルハム(約144億円、1ディルハム=約15.5円)、工場敷地面積は4.7ヘクタール、工場床面積は1万8,000平方メートル、170人の雇用創出が見込まれる。同社はカサブランカに拠点を持ち(JTインターナショナル ノース・アフリカ)、モロッコを北アフリカや西アフリカ市場のハブと位置付けている。出荷される製品は国内市場に限らず、輸出も期待される。

新工場はソーラーエネルギー、LED照明の活用や、雨水の再利用で工業用水の使用を不要にするなど、省エネ、脱炭素化に資する工夫を工場内に導入するとしており、同社幹部はグリーン工場と呼んでいる。

(本田雅英)

(モロッコ)

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