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モロッコ、連立政権の新内閣が発足(モロッコ)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2021年10月18日 1時30分

モロッコのモハメッド6世国王は10月7日、自由主義政党で王党派の「独立国民連合(RNI)」の党首アジズ・アハヌッシュ氏(前農水相)を首相に任命し、新内閣が発足した。モロッコでは、9月8日の国政選挙で、連立与党だった穏健イスラム主義政党の「公正と発展党(PJD)」が大敗していた(2021年9月15日記事参照)。

新政権は、前政権下で最大野党だった中道左派リベラル・王党派の「真正と現代党(PAM)」と王党派で中道右派・民族政党の「イスティクラル党(PI)」との連立政権だ。なお、首相を含め閣僚は25人。そのうち、内務相や外務相など8人が再入閣、また7人が女性だった。

10月10日の議会で、アハヌッシュ首相は新政権の施政方針を示し、中産階級(特に地方)の購買力回復や、医療機関や教育機関の改革に取り組むとした、具体的には、高齢者や低所得者層に対する支援の強化、診療予約や投薬記録の管理を行う電子式ヘルスカードの導入、医療従事者や教員の労働条件改善などを目指す。

さらに、アフターコロナを見据えた国づくりを新政権の最重要課題とする首相は、5つの優先事項として、(1)経済の迅速な復興回復、(2)企業向けの公的支援、(3)国家経済の構造改革、(4)野心的な分野別政策の履行、(5)女性の社会進出の促進などを示した。さらに、これらの課題を実現するためには行政改革も必要とし、地方自治体などへの権限移譲にも取り組むとしている。

(本田雅英)

(モロッコ)

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