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総選挙は2025年末か2026年半ばまでに実施へ、暫定政府首席顧問が表明(バングラデシュ)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年12月25日 1時45分

バングラデシュ暫定政府のムハンマド・ユヌス首席顧問は、戦勝記念日の12月16日の国民向け演説で、次期総選挙を2025年末から2026年半ばまでに実施できる見込みだと表明した。ユヌス首席顧問が選挙のタイムラインについて具体的な時期を言及するのは初めて。

現地メディアによると、ユヌス首席顧問は、自由で公正な選挙実施に向けて設置された選挙制度改革委員会と憲法改革委員会で必要な改革項目が議論されており、選挙実施のタイミングは改革案実施に要する期間によるが、有権者名簿が適切に作成され最低限の改革が実施できることを前提として、2025年末という時期を示した。また、幅広い改革実施となれば、2026年半ばまで準備期間を要すると言及している。さらに、国外在住のバングラデシュ国籍者の在外投票も検討しており、実現すれば史上初の在外投票が実施されることになる。

暫定政府は2025年1月以降、選挙制度改革項目を政党と議論の上で、確定していくと見込まれる。前政権での野党・バングラデシュ民族主義党(BNP)はかねて、早期の選挙実施を要求しており、暫定政権は選挙の前提としてきた改革を一定期間で着実に進める必要がある。

(安藤裕二)

(バングラデシュ)

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