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デザイン、インテリア、日用品商談プロジェクトで米国バイヤーを中国地域5県に招聘、ジェトロ(山口、広島、岡山、鳥取、島根、米国)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年11月8日 0時35分

ジェトロは、山口、広島、岡山、鳥取、島根の中国地域5県の連携プロジェクトとして、デザイン・インテリア・日用品関連の企業を対象に、「クラフツマンシップ(Craftsmanship)中国地域産品の海外販路開拓支援プロジェクト」の一環として、102125日に米国バイヤーを招聘(しょうへい)し、オンラインとリアルで合わせて14件の商談を実施した。

今回参加した日本企業の中には、海外企業と初めて商談をする企業もあり、プロジェクト内で事前に実施した海外ビジネス人材育成塾や、ブランディングセミナーなどで作成した英文資料を活用し、自社事業の紹介をする様子も見られた。

写真 日本企業と海外バイヤーとの商談(ジェトロ撮影)

日本企業と海外バイヤーとの商談(ジェトロ撮影)

中国地域各県には、品質・デザイン性の高さにより、国内外で高評価を得ている企業が所在している。今回の招聘では、バイヤー自ら実際に商品を手に取り、日本文化や地域の特性が生かされた製品のストーリーを実感し、その場で成約に至るものもあった。過去に海外のバイヤーとオンライン商談の経験があった日本企業からは、「モノづくりの現場を見てもらうことで、製品への思いを感じてもらうことができた」「バイヤーに直接会うことができ、人となりや雰囲気がつかめ、今後のコミュニケーションがよりスムーズになった」といったフィードバックもあった。

他方で、伝統工芸品を取り扱う日本企業は、天然素材の供給状況や作り手不足によって製品を継続的に生産する難しさも説明していた。海外バイヤーからは日本の伝統工芸品の生産の難しさについて理解を示しつつも、安定供給について引き続きリクエストが寄せられていた。

写真 日本企業のショールームを見学する海外バイヤー(ジェトロ撮影)

日本企業のショールームを見学する海外バイヤー(ジェトロ撮影)

このプロジェクトでは、既に9~10月に香港のバイヤーとの商談も実施しており、今後は中国やフランス、英国のバイヤーとのマッチングも今年度内に予定している。ジェトロは各地の海外事務所と連携をしながら、海外バイヤーとのオンライン商談会やバイヤー招聘の実施を通じ、中国地域産品の認知向上や、海外への販路開拓を引き続き支援していく。

(黒木亮佐、山本明佳、豊嶋佑介、角岸右京、薄木裕也、松元郁実)

(山口、広島、岡山、鳥取、島根、米国)

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