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ガザ停戦発効後2回目の身柄交換、レバノンとの停戦合意は2月18日まで継続(イスラエル、パレスチナ、エジプト、レバノン、米国)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2025年1月27日 15時45分

イスラエルとハマスの停戦合意(2025年1月20日記事参照)に基づき、125日に2回目の身柄交換が行われ、ハマスはイスラエル国防軍(IDF)の女性兵士4人を解放した。IDFによると、4人は午前1115分(日本時間午後615分)ごろに赤十字国際委員会(ICRC)に引き渡され、午前1150分(同午後650分)にパレスチナ自治区ガザ地区の境界を越えて、イスラエル領内に入ったという。

写真 テルアビブの「人質広場」で4人の解放を見守る市民(ジェトロ撮影)

テルアビブの「人質広場」で4人の解放を見守る市民(ジェトロ撮影)

イスラエル首相府は同日、4人が両親との再会を果たす動画や写真を公開した。

停戦合意では、女性兵士1人の解放につき50人のパレスチナ人を解放することになっており、イスラエルは同日、パレスチナ人200人を釈放した。イスラエルの現地紙「ハアレツ」紙電子版(1月25日)によると、そのうち「70人はエジプトに追放される」という。

なお、イスラエル首相府は同日、当初予定されたイスラエルの民間人の女性が解放されなかったとして、女性が解放されるまで、ガザ北部への住民の帰還を認めないとする声明を発表していたが、イスラエル首相府のX(旧Twitter)によると、ハマスが1月30日に民間人女性を含む3人の人質を解放することで合意したことを受けて、1月27日午前からガザ北部への移動を許可したという。

一方、イスラエルとレバノンの停戦は1月26日で60日間の停戦期限を迎えたが、米ホワイトハウスは1月26日、両国間の停戦合意は「2月18日まで継続する」と発表した。なお、IDFは停戦期限の60日以内にレバノン南部から撤退することになっていたが、イスラエル外務省によると、イスラエル首相府は1月24日、レバノン軍のレバノン南部展開が完全に履行されていないため、「段階的な撤退プロセスが継続される」との声明を発表した。

イスラエルとハマスの衝突の詳細についてはジェトロの特集を参照。

(中溝丘)

(イスラエル、パレスチナ、エジプト、レバノン、米国)

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