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5月の乗用車BEV登録台数は前年同月比2.2%減の5,455台に(タイ)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年6月18日 0時10分

添付資料PDFファイル(156 KB)

タイ運輸省陸上運送局(DLT)のデータからジェトロが集計したところ、5月のバッテリー式電気自動車(BEV)の新規登録台数は前年同月比13.1%増の8,068台で、内訳は乗用車が2.2%減の5,455台、二輪車が80.3%増の2,481台などだった。ハイブリッド電気自動車(HEV)は34.6%増の1万789台(乗用車が1万729台、二輪車が60台)、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)は31.3%減の704台だった(乗用車のみ)。

2024年1~5月の電気自動車(EV)の累計新規登録台数は、BEVが前年同期比31.3%増の4万3,826台。内訳は乗用車が32.1%増の3万1,731台、二輪車が39.7%増の1万1,540台などだった。HEVは53.5%増の5万9,317台で、内訳は乗用車が54.1%増の5万9,126台、二輪車が30.0%減の191台だった。PHEVは、22.0%減の4,053台だった(乗用車のみ)(添付資料表1参照)。

DLTのデータ(添付資料表2参照)から、BEV(乗用車)の5月の新規登録台数をメーカー別にみると、1位がBYDで1,951台(シェア35.8%)、2位がSAICモーター・CPで837台(シェア15.3%)、3位がCHANGANで718台(シェア13.2%)だった。中国メーカー8社を合わせると、シェア84.6%を占めた。

また、2024年1~5月のBEV(乗用車)のメーカー別累計新規登録台数は、1位がBYDでシェア40.6%、2位がSAICモーター・CPでシェア14.4%、3位がNETAオートでシェア11.2%、4位がCHANGANでシェア7.5%だった。中国メーカー8社でシェア86.1%を占める結果となった。

5月末のEV累積登録台数は、前年同月末比54.7%増の63万5,692台。内訳は、BEVが2.7倍の17万5,327台で、うち乗用車が3.2倍の12万1,310台、二輪車が2.0倍の4万9,556台に増加した。また、HEVは35.1%増の40万2,414台、PHEVは21.9%増の5万7,951台だった。

BEV普及のカギの1つの充電設備の設置状況について、タイ電気自動車協会(EVAT)のデータからジェトロが集計したところ、BEVの新規登録台数が単月で2,000台を超え始めた2022年9月末と比較して、拠点数は約3.1倍の2,658カ所(2023年12月時点)、充電器の設置数は約3.8倍の9,694基となっている(添付資料表3参照)。なお、タイ政府では2030年に急速充電器を1万2,000基設置する目標を立てているが、2023年12月末時点で4,533基(進捗率37.8%)となっている。

(高谷浩一、チャナットパット・スクマ)

(タイ)

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