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社会人向け教育・コンテンツをテーマにベトナムスタートアップ4社登壇、「Inno Vietnam-Japan Meetup Vol.8」(ベトナム)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2025年1月28日 0時5分

ジェトロは1月14日、在ベトナム日本大使館とベトナム日本商工会議所(JCCI)、ベトナム国家イノベーションセンター(NIC)と共同で、日本企業とベトナムのスタートアップの交流イベント「Inno Vietnam-Japan Meetup Vol.8」を開催した。一般に20代から30代の社会人といわれるヤングプロフェッショナル向けサービスを展開するベトナムスタートアップ4社が登壇した。

同イベントは、2024年3月に始まった日本とベトナムの官民連携の枠組み「新しい日越共同イニシアチブ」のうち、「イノベーション/DX推進」をテーマに行うプロジェクトの第8弾となる(2024年4月4日記事参照)。

ベトナム地場のベンチャーキャピタルのドゥー・ベンチャーズ(Do Ventures)が発行したレポートによると、2023年のベトナム教育分野のスタートアップへの投資額はフィンテック、リテール分野に次ぐ水準だった。日系企業からの引き合いも多い分野の1つだ。

ピッチでは、ベトセテラ(Vietcetera)、マインドエックス(MindX)、ウニカ(UNICA)、スマーター(SmartR)の4社が登壇した。各社の事業・発表内容は次のとおり。

1. ベトセテラ(本社:ホーチミン市):20代から30代の若年層をターゲットに、ビジネスからライフスタイルまで幅広いデジタルコンテンツを発信。視聴者数は月間2,000万人以上。2024年から日本、米国、オーストラリアなど視聴者が多い国でオフライン交流イベントも実施している。
2. マインドエックス(本社:ハノイ市):未就学児から学生、社会人まであらゆる年齢層をターゲットに、プログラミング、デジタルアート、ロボット工学などテクノロジー教育を展開。ハノイ市、ホーチミン市を中心に、ベトナム16省市に約50の教室を持つ。
3. ウニカ(本社:ハノイ市):社会人をターゲットに、オンライン講座プラットフォームを運営。講師数700人、講座数2,500を有し、累計の受講者数70万人。オンライン講座事業者を支援するプラットフォームも展開している。
4. スマーター(本社:ホーチミン市):企業向けに、従業員の目標設定・能力評価(コンピテンシーや360度評価)などのパフォーマンス管理や研修のプログラムを提供。人材管理や育成を通じた職場の生産性向上を支援する。

(注)この記事に登場するスタートアップへの取り次ぎを希望する場合は、ジェトロ・ハノイ事務所(VHA-Innovation@jetro.go.jp)まで連絡を。

(安長裕)

(ベトナム)

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