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自動車用ガラスメーカーの福耀集団、NEV向け大型投資を相次ぎ計画(中国)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年2月1日 10時25分

自動車用ガラス大手の中国の福耀玻璃工業集団は1月26日、安徽省合肥市にガラスの生産拠点を設けると発表した。総投資額は57億5,000万元(約1,207億5,000万円、1元=約21円)で、自動車メーカー向けガラス、自動車の補修や交換用ガラス、フロントガラスと3つのプロジェクトを行い、それぞれに子会社を設立する計画だ。完成すれば、車用ガラスの年産規模は約2,610万平方メートルに達する。また、フロートガラスの生産ラインを2つ導入する見通しだ。

安徽省には、奇瑞汽車や江淮汽車などの地場企業のほか、比亜迪(BYD)、蔚来汽車(NIO)、長安汽車、ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)などが工場を構えている。特に省都・合肥市の新エネルギー車(NEV)産業の発展は目覚ましく、中国工業情報化部は、同市をNEVの産業チェーン・サプライチェーンエコシステムの構築に向けた全国唯一の試験都市として認めている。このことは、福耀集団がNEV向け高機能ガラスの需要拡大を見込んで事業を強化する背景となっている。

福耀集団は1月9日に、福建省福州市に位置する福清市(県級市)と年産400万セットのスマートカー用ガラスの投資契約を交わしたと発表している。32億5,000万元を投じ、世界最大の車用ガラス輸出基地を建設する予定だ。同社によるNEV向けなどの大型投資は1カ月足らずで90億元に上った。

福耀集団は福建省福州市に本社を置き、香港証券取引所と上海証券取引所に重複上場している。中国のほか米国、ロシア、ドイツ、日本、韓国など11カ国・地域に生産や販売拠点を構え、11カ所の研究開発拠点も持っている。車用ガラスはベントレー、メルセデス・ベンツ、BMW、トヨタ、日産、ホンダなどに納入し、世界シェアは約30%、中国市場でのシェアは約65%を獲得している(同社ウェブサイト)。

(劉元森)

(中国)

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