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2024年版IMD世界競争力ランキング、UAEが7位に上昇(中東、アラブ首長国連邦)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年6月21日 13時25分

スイスのビジネススクールの国際経営開発研究所(IMD)は6月18日、「世界競争力ランキング2024」を発表した。中東地域(注)では、アラブ首長国連邦(UAE)が7位と最も順位が高く、前回の10位から3ランク上昇した。その他の中東地域の国の順位は以下のとおり。なお、日本は前回の35位から3ランク低下し、38位となった。

カタール:11位(前回から1ランク上昇)
サウジアラビア:16位(同1ランク上昇)
バーレーン:21位(同4ランク上昇)
イスラエル:22位(同1ランク上昇)
クウェート:37位(同1ランク上昇)
ヨルダン:48位(同6ランク上昇)
トルコ:53位(同6ランク低下)

IMDは同ランキングで世界67カ国・地域を対象に、各国・地域の競争力について「経済パフォーマンス」「政府の効率性」「ビジネスの効率性」「インフラ」の4カテゴリー(合計20項目)、336の指標でスコア付けしている。2024年版からは、対象国にガーナ、ナイジェリア、プエルトリコの3カ国を追加した。

「経済パフォーマンス」部門では、UAEが米国に次いで2位となった。中東地域からはカタール(4位)、サウジアラビア(15位)が後に続いた。

この3カ国は「政府の効率性」と「ビジネスの効率性」部門でも上位にランクインしており、「政府の効率性」ではUAEが4位、次いでカタールが7位、サウジアラビアが12位だった。「ビジネスの効率性」ではUAEが10位、カタールが11位、サウジアラビアが12位となっている。

「インフラ」部門では、中東地域でイスラエルが最も順位が高く、13位となった。UAEは25位、カタールは33位、サウジアラビアは34位で、日本(23位)を下回る結果だった。

(注)IMDでの調査対象となっている世界67カ国・地域のうち、日本の外務省により中東地域に区分されているアラブ首長国連邦(UAE)、カタール、サウジアラビア、バーレーン、イスラエル、クウェート、ヨルダン、トルコの8カ国を抽出した。

(久保田夏帆)

(中東、アラブ首長国連邦)

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