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「FLY ASIA 2024」開催、ジャパンパビリオンに日本のスタートアップなどが参加(韓国)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年10月8日 0時15分

韓国の釜山広域市は10月1日から2日にかけて、市内の展示コンベンションセンター(べクスコ)で、アジアスタートアップ博覧会「FLY ASIA 2024」を開催した。2022年に初めて開催され今回で3回目となる「FLY ASIA」は、グローバルビジネスのネットワークを構築し、国内外のスタートアップエコシステムの交流を目的とするイベントだ。今回は、オープンイノベーションに特化した釜山を代表するスタートアップイベントである「BOUNCE」と同時開催となった。

「FLY ASIA 2024」の主なプログラムは次のとおりだった。

FLY ASIAアワーズ(スタートアップコンペティション):6つの分野(注)において韓国とアジアのスタートアップ50社がピッチを実施。それぞれの分野の大賞には3万ドルの賞金を授与。
1対1ビジネス商談(ミートアップ):ロッテベンチャーズ、ポスコ技術投資など、100社余りの投資会社などが参加し、スタートアップと投資者のミーティング機会を提供。
グローバルパビリオン:日本、台湾、香港、ベトナム、シンガポール、インドネシアの6カ国・地域がパビリオンを設け、スタートアップなど計41社が出展。
カンファレンス・セッション:ESGセッション、テックセッションなどが会場内で開催。グローバルセッションでは、日本のスタートアップエコシステムを紹介。

写真 FLY ASIAアワーズ(スタートアップコンペティション)の様子(ジェトロ撮影)

FLY ASIAアワーズ(スタートアップコンペティション)の様子(ジェトロ撮影)

写真 グローバルセッションの様子(ジェトロ撮影)

グローバルセッションの様子(ジェトロ撮影)

ジャパンパビリオンにはジェトロのほかスタートアップ5社なども参加

ジェトロは、グローバルパビリオンにブースを出展し、事業紹介や投資誘致案件の相談、大阪・関西万博の広報、日本のスタートアップ企業の紹介などを行った。ジャパンパビリオンには、ジェトロのほか、福岡市雇用労働センター、アクセラレーター1社、スタートアップ5社が参加し、日本への進出や投資に関心を持つ韓国国内外のスタートアップ企業、投資家、創業支援関係者などと活発に交流した。企業の担当者からは、「韓国を含め、いろいろな国のビジネス関係者とつながることができた」「地理的な近さを活用して韓国でもビジネスを広げていきたい」などの声が聞かれた。

ジェトロは、今後も韓国におけるイベントでのブース出展を継続し、対日投資誘致やイノベーション創出に注力する予定だ。

写真 ジャパンパビリオンの様子(ジェトロ撮影)

ジャパンパビリオンの様子(ジェトロ撮影)

写真 ジャパンパビリオン内のジェトロブース(ジェトロ撮影)

ジャパンパビリオン内のジェトロブース(ジェトロ撮影)

(注)デジタル新産業、バイオヘルス、エナジーテック、先端製造、ライフスタイル、コンテンツ関連(映像、デザイン、ゲームなど)

(橋本泰成)

(韓国)

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