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ホンダがインドでは初となる電動二輪2車種を発表(インド)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年12月3日 0時5分

ホンダ・モーターサイクル&スクーター・インディア(HMSI)は、11月27日に同社として初めてとなる電動スクーター2車種、「ACTIVA e:(アクティバ・イー)」と「QC1(キューシーワン)」を発表した。インド南部ベンガルール近郊の、ナラサプラ工場で生産する。いずれも2025年1月から予約を開始し、2月から順次納車される予定だ。

アクティバ・イーには、容量1.5キロワット時(kWh)の交換式バッテリーが2つ搭載されている。静止時から時速60キロまでを7.3秒で加速し、最大時速80キロ、最長102キロの走行が可能だ。アクティバはインドで年間約250万台が販売されている人気車種で、発表された新モデルは110ccの内燃モデルに匹敵する性能を持つ。バッテリーの交換ステーションはすでにベンガルールとデリー首都圏で運用しており、西部ムンバイでも2025年春に開始される見込みだ。そのため、アクティバ・イーは同3都市で先行販売される予定となっている。

キューシーワンには、固定式の1.5kWhのバッテリーが搭載されている。最長80キロの走行が可能で、最高時速は50キロ。充電容量の80%を4時間30分、100%を6時間50分で充電できるほか、家庭での充電にも対応している。同モデルは日常の短距離移動での利用や、コストパフォーマンスを重視する顧客にとり、魅力的な選択肢となりそうだ。

HMSI会長兼CEO兼社長の大谷包氏は「ホンダがグローバルに掲げる、2050年までにカーボンニュートラルを実現するというコンセプトに沿うもので、インドにおける持続可能なモビリティへの取り組みにおける決定的な一歩だ」とコメントしている。ホンダは2024年を電動二輪車のグローバル展開元年と位置づけており、2030年までにグローバルに30車種の電動二輪という投入目標に対して、今回発表された2車種はそれぞれ12車種目と13車種目にあたる。

(大野真奈)

(インド)

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