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小売店向けソリューションを提供するWhale、インドネシアに展開(インドネシア)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年10月7日 13時40分

2017年に中国で創業し、2022年にシンガポールに進出したホエール(Whale)(本社:シンガポール)は7月、同社が開発するビッグデータや人工知能(AI)カメラを利用した小売店向けシステムソリューション「Whale SpaceSight Footfall Analytics」を、インドネシアのイオンモールデルタマス内にあるスポーツエンターテインメント施設「VS Challenge」に導入した。インドネシアでは初展開となる。この「Whale SpaceSight Footfall Analytics」とは、AIカメラとビデオ解析を活用し、店前の通行者数、入店者数を可視化するシステムだ。こうしたWhaleのソリューションが「VS Challenge」の来場者属性などを効率的に収集し、今後の出店計画などに生かしたいというイオンモール側のニーズに、マッチした。

WhaleJAPAC地域セールスディレクターを務める泉裕一氏は925日、ジェトロのインタビューに対して「データを分析することでマーケティング活動の最適化、日々の入店数集計の自動化、多店舗展開時のパフォーマンス比較、KPI設定などに活用できる」と述べた。

画像 Whale SpaceSight Footfall Analytics取得データのイメージ(同社提供)

Whale SpaceSight Footfall Analytics取得データのイメージ(同社提供)

Whaleとイオンモールは2023年9月に開催した「日インドネシア・ファストトラック・ピッチ 2023」(注)を契機に連携を開始し、サービス導入に向けて協議を継続していた。

(注)「ファストトラック・ピッチ」は、2023年2月に経済産業省とジェトロが開始した日本とASEAN双方のスタートアップと大企業との協業によるオープンイノベーション創出を目的とした「日ASEAN共創ファストトラック・イニシアティブ」の一環として、ジェトロが主催するもの。2024年はベトナム、シンガポール、タイ、インドネシアの4カ国で開催し、インドネシアでは「日インドネシア・ファストトラック・ピッチ2024」を12月5日に開催の予定。自社課題の解決策を求める大企業(チャレンジオーナー)6社に対するスタートアップなどからの提案は10月20日まで特設ウェブサイトより受け付ける。

(平松耕介)

(インドネシア)

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