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ベルギー、ビジネス界に大阪・関西万博への参画呼びかけ(ベルギー、日本)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年5月28日 13時45分

ベルギー政府国際博覧会代表委員会(BelExpo)は4月29日、2025年の大阪・関西万博への参加に向け、ベルギー企業・機関向けにベルギーパビリオン(ベルギー館)への参画、協賛を呼びかける説明会を開催した(プレスリリース)。

ベルギー館は、大阪・関西万博の3つのサブテーマのうち、「いのちを救う」エリアに参加を決定。ピーテル・デクレム陳列区域ベルギー政府代表は、ライフサイエンスはベルギーが強みを有する分野で、医薬品は最大輸出品であることを強調。新型コロナウイルス感染拡大時に同国がワクチン供給でも貢献したことにも言及した。また、分野や企業規模を問わず、企業や個人、アカデミアなど誰もが参画でき、同館は人的交流、文化交流、物販、飲食提供、B2Bビジネスセミナー、個別商談の場や媒体となると説明した。協賛メリットとして、同館の設備利用などが可能で、日本はもちろん、参加各国とのネットワーキングの場としても活用してほしいと呼びかけた。

説明会には、ベルギーの3地域の貿易投資促進機関(注)も参加。大阪・関西万博のテーマウイークへの参画に加え、地域ごとに開催するリージョナルウイーク(地域別週間)にビジネスミッションを派遣する予定とした。

フランダース政府貿易投資局(FIT)のバーバラ・ティールマン代表(マーケティング・イベント担当)は、日本市場の重要性について説明するとともに、2025年6月16日の週がフランダース地域の地域別週間で、同局の東京事務所を含め、支援体制はできていると強調。ワロン地域政府貿易・外国投資振興庁(AWEX)のドミニク・ドゥラットル監査代理は、5月26日の週がワロン地域の地域別週間で、アカデミアの紹介を含めた経済ミッションへの参加は新規市場を開拓する機会になると説明した。ブリュッセル首都圏政府貿易投資局(hub.brussels)のギスラン・ブレイデル地域担当マネジャー(アジア・北アフリカ担当)は、9月8日の週がブリュッセル首都圏地域の地域別週間で、万博はイノベーションの交流、輸出促進、投資促進の機会になると強調し、参加を呼びかけた。

ベルギー館は2024年1月16日に起工式を行い、建設を進めている。

(注)ベルギーは連邦制を採用しており、フランダース、ワロン、ブリュッセル首都圏の各地域政府が経済政策を管轄している。

(薮中愛子)

(ベルギー、日本)

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