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原油需給、1月は減産も2024年の通期需給予測変わらず(世界、中東、米国)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年2月22日 0時40分

添付資料PDFファイル(67 KB)

OPEC(注1)は2月13日に、「Monthly Oil Market Report」の2024年2月版報告を発表した。

同報告書によると、2024年1月の原油先物市場は2023年12月より上昇し、ICEブレントは1.83ドル(2.4%)高の79.15ドル/バレル、NYMEX WTIは1.74ドル(2.4%)高の73.86ドル/バレルとなった。1月のOPECバスケット価格(注2)も前月比1.04ドル(1.3%)上昇し、80.04ドル/バレルとなり、強含みのマーケットだった。

2024年の世界全体の経済成長率見通しは2.7%、2025年は2.9%としており、前月の予測から若干上方修正された中で、2024年の世界の石油需要の見通しは前月の予測とほぼ変わらず、前年比225万バレル増(OPEC:26万バレル増、非OPEC:199万バレル増)の日量1億440万バレルが維持された。米国経済の上方修正を欧州の下方修正で相殺したかたちとなった。2025年の石油需要は前月の評価と変わらず、前年比日量180万バレル増(OPEC:10万バレル増、非OPEC:170万バレル増)と予測している。

一方、2024年の非OPEC産油量は前月の予測から日量15万バレル下方修正され、前年比119万バレル増加の日量7,055万バレル 、2025年は前年比127万バレル増の日量7,182万バレルと予測している。

なお、非OPECの主な増産国・増産予測量は添付資料のとおり。

直近2024年1月の実績では、非OPEC生産量〔OPEC NGL(注3)生産量を含む〕は前月比20万バレル減の日量7,550万バレル、OPECの原油生産量は前月比日量35万バレル減の2,634万バレル、世界合計で日量1億180万バレルと発表された。OPECの原油生産量のシェアは25.9%で、前月比0.2%減となった。

(注1)アルジェリア、コンゴ共和国、赤道ギニア、ガボン、イラン、イラク、クウェート、リビア、ナイジェリア、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、ベネズエラの12カ国で構成。

(注2)OPEC諸国の代表的な原油価格を加重平均した値。

(注3)Natural Gas Liquids: 天然ガスの製造・精製・安定化により製造される液化炭化水素。2024年の生産予想は日量550万バレル、2025年は560万バレル。統計上では、非OPEC生産量に算入されている。

(中口克哉)

(世界、中東、米国)

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