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メキシコ人女性150人に化粧品の購入実態アンケート調査を実施(メキシコ)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年8月2日 0時55分

添付資料PDFファイル(194 KB)

ジェトロは7月22~26日、メキシコ人女性150人に対し、化粧品についての情報収集や購入に関するアンケート調査を実施した。1日の化粧の頻度(添付資料表1参照)については、全体の約7割が1日に「1回」と回答し、特に31~35歳では91.7%と高い割合を示した。20~25歳は「2~3回」という回答が63.2%で、「1回」を唯一上回る年齢層だった。

化粧品に関する情報の収集手段(添付資料表2参照)では、全体の8割以上がインスタグラムなどのSNSを利用しており、特に40代までの世代での利用率が高い。また、「口コミ」と「SNS」を重複して選択する回答者が多く、SNS上で商品の口コミやユーザーの評価を調べていると推測される。メキシコには、同じ商品群の評価を比較するためのウェブサイトが少ないことから、SNS上での情報収集が主流となっているようだ。しかし、化粧品の購入手段(添付資料表3参照)としては、EC経由の購入割合はあまり高くなく、最も利用率が高い26~30歳の世代でも61.5%だった。さらには、どの世代でも店舗での購入割合がECを上回った。このことから、メキシコ人は食品・飲料に関しては店舗で実物を確かめてから購入することが多いが、化粧品についても同様の傾向を示すということが分かった。

ひと月当たりの化粧品への支出額(添付資料表4参照)については、全体の約4割が100~500ペソ(800~4,000円、1ペソ=約8円)と回答し、最も高い割合を示した。次いで500~1,000ペソが27.3%で続いた。日本と韓国のブランドの購入歴(添付資料表5参照)では、日本ブランド(40.7%)が韓国ブランド(35.3%)をやや上回ったものの、大多数は両国のブランド双方をともに購入したことがあるという回答だった。逆に、日本ブランドを購入したことがない回答者は、韓国ブランドも購入経験がないという傾向がみられた。店舗やECサイトで探す商品群(添付資料表6参照)については、全体の75.3%が「スキンケア」と回答し、最も高い割合を示した。ただし、46~50歳の世代では「ファンデーション」「口紅」「アイライナー」が「スキンケア」を上回った。

(志賀大祐)

(メキシコ)

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