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民主党地盤の米ニュージャージー州、大統領選はハリス氏、上下院選でも同党が勢力維持(米国)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年11月8日 14時45分

米国大統領選挙の投開票が11月5日に行われ、共和党候補のドナルド・トランプ前大統領が勝利を確実にした(2024年11月7日記事参照)。北東部ニュージャージー(NJ)州では、カマラ・ハリス副大統領(民主党)が得票率51.5%、トランプ氏が46.5%で、ハリス氏が勝利した(開票率93%、AP通信)。ハリス氏が勝利したものの、ニューヨーク(NY)州と同様に(2024年11月8日記事参照)、民主党候補が獲得した得票率は、過去7回の大統領選挙で最も低かった。

同州の連邦上院選挙では、2013年から連邦下院議員を務めるアンディ・キム議員(民主党)が53.3%の得票率で、カーティス・バショウ氏(共和党)を破り当選確実となった(開票率94%、AP通信)。バショウ氏はホテル経営者で、政界の経験はなかった。

連邦下院選挙では、上院選で当選したキム議員が現職を務める第3区で、NJ州議会議員を25年間務める民主党のハーブ・コナウェイ氏が得票率53.0%となり、共和党のラジェシュ・モハン氏(45%)を破り当選した(開票率91%、AP通信)。モハン氏は医師で、政界歴はなかった。また、8月にビル・パスクレル議員(民主党)が亡くなったことにより現在は空席となっていた第9区では、開票率94%(AP通信)の時点で、2011年から同州議会の上院議員を務める民主党のネリー・ポー氏が50.6%の得票率で、共和党のビリー・プレンパー氏(46.1%)を破り当選した。プレンパー氏は、米空軍の退役軍人の経歴を持つネットワークエンジニア、政界歴はなかった。全12区のうち、その他の区全てで現職の議員が再選したため、同州の下院議席には党派の変更はなかった。

ジェトロの特集ページ「2024年米国大統領選挙結果と各国・地域の反応」では、大統領選の結果状況と各国の反応に関する最新動向を随時紹介している。

(吉田奈津絵)

(米国)

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