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大阪府の山口副知事、ベンガルールでインド人材の活用について協議(インド、大阪)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年8月1日 1時0分

大阪府の山口信彦副知事一行が7月25日、インド南部ベンガルールを訪れ、インド経営大学院ベンガルール校(Indian Institute of Management Bangalore:IIMB)とインド政府認定技能実習制度送り出し機関のナビス・ヒューマン・リソーシズを訪問し、大阪府でのインド人材の将来的な活用について意見交換を行った。

一行は7月18~25日にデリー、チェンナイ、ベンガルールの3都市を訪問。チェンナイではタミル・ナドゥ(TN)州政府と経済交流に関する覚書を締結し、TN州立アンナ大学で大阪企業説明会を開催した(2024年7月29日記事参照)。

IIMBは構内に「みずほインド日本研究センター」が設立されるなど、もともと日本との関わりが深い教育機関だ。IIMBはスタートアップエコシステムのハブとしてのベンガルールの優位性について説明し、大阪でのインド高度人材の活用の可能性について意見交換が行われた。

ナビスはベンガルールに拠点を置く日系の人材育成・研修サービス企業で、さまざまな日本の業種に対応できるインド人材を育成し、日本企業へ紹介する事業を手掛けている。これまでインド人看護師を日本各地の介護施設などに派遣した実績があり、最近はインド人のトラックドライバーを日本に送り出すべく、日本語教育をスタートさせたところだ。インドは日本と同様に左側通行を採用しており、車両の多くが右ハンドル車という点は日本の交通システムを理解する上で優位性の1つとなろう。

インド人材の大阪での活用について、大阪府の担当者は「製造業や建設業をはじめ、多くの業種で人材不足が顕在化する中、海外からの人材受け入れの準備を引き続き進め、今後はインドとの人材交流もさらに活性化させていきたい」と語った。

写真 ナビスの日本語教育実習生たちと山口副知事(後列右から2人目)らとの交流(ジェトロ撮影)

ナビスの日本語教育実習生たちと山口副知事(後列右から2人目)らとの交流(ジェトロ撮影)

(水谷俊博)

(インド、大阪)

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