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外出可能時間は午後8時まで拡大も、デモ発生には注意を(バングラデシュ)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年7月31日 14時0分

バングラデシュ政府は、7月上旬から続く学生デモと当局の衝突後の影響で同月20日に開始した外出禁止令を7月31日~8月3日も継続すると発表し、ダッカ、ガジプール、ナラヤンゴンジ、ノルシンディでは、外出可能時間を午前7時~午後8時と、2時間拡大した(2024年7月29日記事参照)。また、政府機関は7月31日以降、午前9時~午後5時の時間で平常どおり営業すると発表した。

デモ隊側は29日、ダッカ、チョットグラム、ラジシャヒなどで、公務員採用の特別優遇枠であるクオータ制の改革要求を発端とする死者を伴う混乱を受け、政府と首相に謝罪などを求める学生組織の要求に対し、対応が不十分とだとして抗議行動を行った。19日のような衝突には至らなかったものの、ダッカ市内で操業する日本企業の間でも緊張が一時高まった。政府は30日、衝突で死亡した犠牲者に対して全国で喪に服すと発表したが、政府に抗議する市民がフェイスブックのプロフィール写真を赤色に変更する行動を取った。学生団体は31日に教育施設や司法施設、主要道路などでデモ行進を呼びかけている。

バングラデシュ在留者はメディアやニュースなどで最新情報を入手の上、デモが発生している場所には近づかず、危険に遭遇した際はためらうことなく、その場を立ち去るなど安全対策を徹底する必要がある。

(安藤裕二)

(バングラデシュ)

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